わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

未来志向

2013年03月11日 | 日々雑感
3月11日の朝は、福島県鮫川村で迎えました。

明け方に余震。

「ドーン」という響きとと共にビリビリと。

2年たってもなお余震があるその環境に、ただただ驚きます。


鮫川村教育委員会に行きました。

この村のこどもを、2年続けて信州こども山賊キャンプに招待しています。

3年目も続ける旨を伝えて、ざくっとした打ち合わせをするためです。

その席上でも朝の余震の話が出ました。

あの3.11の前と後では地震の質が変わったと。

「ドーン」と突き上げるような地震は、3.11後からだと。

そんな話をしながら、新年度も引き続き、キャンプのこどもたちを受け入れることについて意見交換をしました。



そして話題は少年野球に(笑)

昨年夏、この鮫川村少年野球チームが泰阜村に来ました。

わが泰阜村の少年野球チームとの交流試合をしました。

私が泰阜村の少年野球保護者会長ということもあり、キャンプ以外でも交流ができればいいなと思ったのです。

両村の教委に呼びかけ、地道に丁寧に進めたところ、少年野球交流が実現したのです。

東北と信州の野球交流、予想以上に盛り上がり(特に大人 笑)、今年もぜひやろう!という話になったのです。

そんな話をすると鮫川村教育委員会の人たちも顔がほころびます。

それに加えて、鮫川中学校の生徒会と泰阜中学校の生徒会との交流の話も。

昨年秋に南三陸町で開催した全国6地域のこども環境フォーラム。

このフォーラムの第2弾が新年度にも予定されていて、鮫川村と泰阜村の交流がさらに促進されるかもしれません。

信州の小さな泰阜村と、東北福島の小さな鮫川村の縁。

キャンプのこどもったち、少年野球のこどもたち、中学生の生徒会、いろんな階層で深まっていきそうです。



今回は、教委の打ち合わせとは別に、鮫川少年野球チームの監督さんと保護者会長さんと、ひそかに打ち合わせもありました(笑)。

不思議です。

野球を通してもまた、鮫川村と泰阜村との縁が紡がれていくことが。

いや~、東北と信州の大人が、キャンプや野球などの交流を通して、こどもの未来をああだこうだと語る。

これはほんとに心地よいですね。

未来志向の3月11日を迎えることができました。



しかし、鮫川村には、またたいへんな問題が降りかかっているということ。

改めてそのことについてはお知らせしたいと思います。

また、3月11日に見つめた福島についても改めてお知らせしたいと思います。


代表 辻だいち