わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

たまらない

2013年03月02日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
「おお、久しぶりです。みなさん元気ですか?」

電話の向こうの声は、もう半年ぶりだというのに、親近感ある響きの声でした。

相手は福島県鮫川村の少年野球チームの監督さん。

最初に出会った昨年6月ごろは、なんだかお互い様子見だったけれど。

8月に鮫川村の少年野球チームと、わが泰阜村の少年野球チームが、泰阜村で交流試合をしてからは、ほんとに気兼ねなく話ができるようになりました。

今年度、私は泰阜村の少年野球の保護者会長。

福島鮫川村の少年野球との交流はぜがひでも実現したいことでした。

3月末で新しい会長さんと交代です。

先日行われた役員引継ぎ会では、来年も鮫川村の少年野球と交流を続けたいね、という話になりました。

ほんとにうれしいことです。

ただ、鮫川村の少年野球チームがどう考えるかは別です。

ということで、まずは鮫川村の監督さんに聞いてみることにしたのです。


「こちらもぜひまた交流したいと考えています。今年1年の写真をみんなで整理してると、一番多いのは泰阜村さんとの交流の写真。鮫川村のこどもが遠くまで出て行って交流するなんてことはほんとにないので、やっぱりこれは続けたいと、みんな言っています」

言葉にならないうれしさです。

たまらない(笑)


中学生の部活も、お互い少なくなってきたね。

じゃあ、いっそのこと、中学生も一緒に交流しましょうか。

辻さんが鮫川村に来るならみんな集めなきゃ。

いやいやいいですよ、打ち合わせ程度で。

親たちもすごく仲良くなったから、また飲みたいね・・・


電話での監督さんの笑顔が手に取るようにわかります。

支援が「支縁」に質的に変化する瞬間。

今、実感しています。

キャンプや山村留学の交流もいいけど、息子や娘が関わる村の野球のこどもたちと、福島のこどもたちの交流も、もっと進めよう。

東北と信州の野球を通したこどもの交流。

いいね。

これもまた身の丈にあった支え合いです。

よし、今年もやろう!


代表 辻だいち