ストリングチーズを作っている最中です。
では、順を追って説明します~
中標津町畜産食品加工研修センターです。
8人でストリングチーズづくりです~
室内に入る前に白衣に着替え~
消毒された長靴に履き替え、
お手々は白衣を肘までたぐりあげ、
石鹸をつけて腕をゴシゴシ、
指の間もゴシゴシゴシゴシ洗い~
専用のタオルで拭いてから
手をアルコール消毒します。
メガネをしてる方は、マスク、メガネ等を触らないようにしてください。
触ったら必ず手を洗って消毒してくださいと注意を受けて
谷口先生のご指導の下、ストリングチーズづくりが始まりました。
チーズバットの中に100リットルの牛乳が入っています。
指導の谷口先生が前もって準備をしてくださっています。
牛乳はプリンのように固まっていました。
牛乳を34度で温めながら、
レンネットを入れて凝固させています。
レンネット?ってわかりますか?
生まれたばかりの子牛の胃の中にレンネットという酵素があります。
親牛の母乳を固め長く胃の中に富めて時間を掛けて消化吸収するためだそうです。
子牛の胃の中から取り出した、
このレンネットでストリングチーズを作っています。
ちなみにレンネットは4つの胃袋がある動物しかレンネット酵素はは持っていないそうです。
プリンのように固まった牛乳をカードナイフを使って
縦にきり、横にきりとバラバラにします。
このカードナイフはとても重いので交代しながらガガー、ガガーって引っ張ります。
ホエーと固形に分離してきました。
32度なので43度まで今度は別の容器にで~~
撹拌レーキで撹拌します。同じ大きさの固形になるように~
大きいのがあったら手前のレーキですくい取るように切ります。
こちらも交代で行います。
え?
グレープおばさんは手伝ってるのかって?
カメラを触っていますのでチーズには触らないように
今回はカメラマンに徹しました。
さっきより段々ホエーと固形に分離しています~
谷口先生が「味見をしてみてください」って皆さんに言っていました。
グレープおばさんも固まった牛乳を隣の人に手に載せて貰い
お口に入れると弾力のある豆腐?のような感じがします。
この状態で、あの裂けるチーズ(ストリングチーズ)になるんですよ~
谷口先生は、褒めるのが上手い!話も面白いデス~色々なお話をしてくれます。
この攪拌レーキはとても古いそうですが丈夫だそうです。
して、外国製でとてもお高いそうです。
値段を聞いてびっくり仰天です。
ここから先は先生がホエーを抜いて固形だけにするそうです。
先生が固めてくれている間、
私達はお昼のお弁当と昼休みです。
ホエーを抜いて先生が固めてくれていました。
固まった固形をひっくり返して重ねます。
重さでホエー切りをします
20分くらい?水切り(ホエー切り)しますのでこの状態で置きます。
チーズバットから固まった固形を取り出し同じ大きさに切って
ボウルに入れます~
見た感じ木綿豆腐のようですね(*^_^*)
今度はあっちチーです~
熱いお湯との戦いです~
切った固形物を80度のお湯の中でしゃもじで転がしながら柔らかくします~
80度はとんでもなく熱いので
隣の方にお湯が跳ねないように気をつけます~
お湯が冷めたら~
力持ちの谷口先生がぬるくなったお湯を捨てて80度のお湯に取り替えます。
柔らかくなってきました~~~
先生の手です。
最初は熱いので先生が捏ねます~
きっと、たまらなく熱いに違いないです・・・
これ~牛乳です。
まるで餅のようです~
代表で捏ねています~ 餅だ~
熱そうです~
熱くないと柔らかくなりません~
さあさあ~ストリングチーズの作り方です~
80度の熱いお湯に入れて柔らかく~~
伸ばして丸めます~
継ぎ目がわからないように滑らかになるように押さえて丸めます~
ここは難しいデス~~
少しずつ伸ばします~
この様に伸ばします~
伸ばしが鈍くなったら~
熱いお湯につけます~
12,3秒くらい経ったら柔らかくなってるので~
横に引っ張ります~
もっとゆっくり引っ張ると伸びます~~
水を張っていたチーズバットの中に冷やすために静に入れます。
「では皆さん作って下さい」の号令で挑戦しています~
固形を80度の熱いお湯で柔らかくします。
伸ばして丸めます~~
先生の作り方を見てると簡単そうに見えるけど
これが中々難しいのです~~
もうね、恐る恐る伸ばしています~~
心理的に・・・切れるんじゃないかと思うんですよね~
グレープおばさんの妹、Yちゃんはもうベテランです~
おとんも上手です~
何回かストリングチーズづくりをしています。
お次は~
冷えて固くなったチーズを、
伸ばしたチーズを食べやすい長さに切り揃えます。
丸いは、餅ではありません。
モッツァレラチーズです。
調味料液につけてしばらく置きます。
漬けていたチーズを取り出し水分を拭き取ります。
グラムを量って分けます~
100ℓの牛乳で10キロ強のストリングチーズが出来ますデス~
密封するために~
専用の袋に詰めて~
専用の機械に並べて密封します~
そして、面々に持って帰りました~
最後の写真は、取り忘れました~
毎年、ストリングチーズ作っては、娘と息子に送っていました。