今日は久々に青空を見ることが出来た。快晴ではないが、空の隅の方にはいくつかの入道雲(積雲)の列が続き、夏の趣が戻って来た。予定では今夜からまた雨になりそうという事で、たった一日、というよりたった半日の夏の青空だったが、連日眺めていた灰色の雲の上に「確かに青い空があったのだ」と感じさせる晴天だった。
この10日くらいの天気図を見ていると、日本の緯度の範囲はもう熱帯モンスーン気候に変わりつつあるような思いがして来る。北の寒気と南からの暖気の出会う場所が北へずれたのだろうか?、ずっと雨雲が掛かり続けていて「まるで雨季になったみたい」だ。いつもは暑さの中で太陽の光から逃げ回る夏だが、この真夏に太陽の光が恋しいと思うなんて、まったく不思議な気分にさせられる夏である。