最近、家の2つの窓でカーテンレールの端が壊れて、カーテンを勢いよく引くと端っこからカーテンが外れて落ちてしまうようになった。20年以上も使っているカーテンレールなので、いろいろと部品が劣化して壊れることは仕方ないが、壊れてみて初めて、その部品の重要性を認識するというものだ。
壊れた箇所を確認し、当初は「その部品を買ってくればすぐ直せる」と考えた。そこで思い付くのは近くのホームセンター。しかし、カーテンやカーテンレールの売り場を眺めてみも、その部品だけというのは売ってなかった。最後はやはり「ネット通販が頼み」となる。
インターネットで「カーテンレールの端っこ」だけ売っているかを探し、それが「キャップストップ」という名の部品であることを知る。キャップストップは幾つかの通販サイトで売っていたが、一個100円か200円くらいの部品でも、その送料は700円くらい掛かってしまう。
そうかと言って、10個20個と買いだめして置くような品物でもない。こうなると、「会員になれば全て送料無料(ただし年会費が発生する)」というサービスとの両睨みで「どっちが得かよく考えて見よう」ということになる。なるほど、こういう事が何度かあれば「いっそ年会費を払っても、送料無料で元が取れる?」と考え始めても無理はない。特に、送料がかかる地方に暮らしていれば尚更だ。
そして、会員になれば送料無料サービスを使わなければ元が取れないと、その通販サイトでの買い物が多くなるという寸法。なるほど、うまく出来ている。結局、我が家も通販が無けりゃ家のカーテンを気持ちよく開け閉めすることすらできない時代に突入だ。ちょっとあきれ顔での、取り敢えずの感謝。