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ねがうこと、ゆだねること

祝!「くうねるところにすむところ」復刊

2011-07-05 | 建築
子供たちに伝えたい家の絵本「くうねる
ところにすむところ」シリーズを復活
された真壁さんにお会いした。

日本を代表する建築家達が、小学生を
対象に住むことって何だろうかを著す
意欲作で、第2回芦原義信賞を受賞も
受賞された出版プロジェクト。

インデックス・コミュニケ-ションズから
25冊刊行したところで、一旦中止中だった。



最初の15冊の紹介パンフ(こちらより引用)

それが平凡社から完全復刊されることになり、
篠原聡子 さん「おひとりハウス」が
復刊一段として6.24発売された。



「おひとりハウス」は篠原さんが設計した
集合住宅がさびれてきたという問題に直面。
それをどういうふうに変容させていったか・・
という物語で進んでいく。

基本的な軸は変わらないが、読者対象が
小学生から14歳に引き上げられたそうだ。
真壁さんによれば、14歳はキーで、
「14歳からの社会学」宮台真司
「14歳からの哲学」池田晶子
「14歳からのお金の話」 池上彰
など、多いもんね。「・・哲学」は面白い。



アートディレクションも少々変わった。
でもちゃんと26という数字が表紙や背表紙に
示されて、継続性が示されてる。

出版社が変わっても刊行がつづくというのは
希有なことではないやろうか。途中4年間の
インターバルがあっての再開、おめでとうございます。

これから年4冊でのペースでされるとのこと。
どんな人達がどんな内容で続くのか楽しみ。

帯には松岡正剛さんからの推薦文がある;
この震災に際して「明日の子どものため、
大人こそがよむべきです。」と。

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