サイ・トゥオンブリーの紙作品に関する大回顧展が
原美術館で開催中。まとまった展覧会は日本では初
とか。パチパチ。8/30まで。
2011年に亡くなられた時、お悔やみを書いたけど、
まとまって彼の作品を見たのは、ヒューストンのメ
ニル美術館にあるサイ・トゥオンブリー・ギャラリ
ー以来。
『Petals of Fire(炎の花弁)』1989年 144×128cm
印象派が遠近法表現を壊したところは、トゥオンブ
リーは踏襲するけど、線から離れ、色彩と形に新境
地を切り開いた点は与しない。
一貫して線と点にこだわり、アクションペインティ
ングをしたり、指で画材を塗りたくたったり。試作
段階では成立しないものもあったかもしれないけど、
作品は破綻していないものばかり。
『Untitled(無題)』1961/63年 50×71cm
一度見るとなぜか身体にしみわたるというか、絵が生
きている様で、活力に満ちた気分になれる体験を久し
ぶりに味わえる。
2001年にヴェネチア・ビエンナーレで発表された「
レパント」が見てみたいな。金獅子賞に輝くんだけど
その時73歳なんだからすごい。同じ時期に作られたこ
の作品も主題が似ていていいんだなぁ。
「Untitled(無題)」2001年 124×99 cm
絵のデータは彼の財団のサイトより。
原美術館で開催中。まとまった展覧会は日本では初
とか。パチパチ。8/30まで。
2011年に亡くなられた時、お悔やみを書いたけど、
まとまって彼の作品を見たのは、ヒューストンのメ
ニル美術館にあるサイ・トゥオンブリー・ギャラリ
ー以来。
『Petals of Fire(炎の花弁)』1989年 144×128cm
印象派が遠近法表現を壊したところは、トゥオンブ
リーは踏襲するけど、線から離れ、色彩と形に新境
地を切り開いた点は与しない。
一貫して線と点にこだわり、アクションペインティ
ングをしたり、指で画材を塗りたくたったり。試作
段階では成立しないものもあったかもしれないけど、
作品は破綻していないものばかり。
『Untitled(無題)』1961/63年 50×71cm
一度見るとなぜか身体にしみわたるというか、絵が生
きている様で、活力に満ちた気分になれる体験を久し
ぶりに味わえる。
2001年にヴェネチア・ビエンナーレで発表された「
レパント」が見てみたいな。金獅子賞に輝くんだけど
その時73歳なんだからすごい。同じ時期に作られたこ
の作品も主題が似ていていいんだなぁ。
「Untitled(無題)」2001年 124×99 cm
絵のデータは彼の財団のサイトより。