『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

石垣の旅 (スーパー編)

2018年01月17日 | 


旅先で行うことが三つある。
一つはジョギングすること。
二つ目は地元の料理屋さんで食事をすること。
最後は地元のスーパーに立ち寄ることだ。
朝早く、まだ街が起きていない頃に無防備なところを走るのは楽しい。
夜の顔と全く違って思わぬ発見がある。
素顔を見ることでその街に溶け込んだ気がする。
チェーン店はもちろん行かず、地場のお店をあたりをつけて入る。
当たれば嬉しいし、外れたらそれまでのことだ。
最後の地元のスーパー。
これは楽しい。
見たことのない魚や野菜が並んでいる。
うへー⁉︎という発見があり、なんで?と考えることで
そこに住む人たちの好みが分かり、親近感も湧く。
さて、今日は旅先の石垣島で地元のスーパーに寄った。




さすが沖縄ソーキそば、八重山そばが盛りだくさん。
かなりの品数とスペースを割いている。




どーんと八重山そばの山。




袋麺ももちろん沖縄そば。




しかもウチナー限定なり。




お肉はやはり豚肉が充実。
すごいラインナップだ。











こんなに種類があるんですね。
どれも美味しそう^ ^




なんと大手メーカーシャウエッセンが安い。
100円は安い!
安くしないと地元の肉に負けるのかなあ。




沖縄はシーチキン大好きと聞いた。
棚には普通に箱が積んである。
まな箱から買っていく。




これも箱買い!




番外編では何とマンボウがパックで売っている。
なんとも愛嬌のある顔が浮かんで不憫な気がするがそれはこちらのエゴだろう。
肉はカジキマグロに似ている気がする。



おお、きたぁ、ヤギだ。
ヤギ汁は美味いと聞いたことがあるが。
これはさすがにごめんなさいだなあ。
豚肉とツナとそばの街、石垣。
なかなか味わい深い街である。




グルメなカラス、石垣の。

2018年01月17日 | 日記


石垣島3日目の朝は雨。
どうも止む気配はない。
ぼんやり外を眺めているとカラスが枝に止まった。
昨日見たミヤマガラスだろうか。
太い枝と枝の股に止まっている。



ん⁈ 下を向いて静かに何かをし始めた。
嘴の先の小さな白いものは何だ?
やや、コーヒーフレッシュだ。
すごく器用に静かに嘴をストローのようにしてすすっている。
ここは全日空のホテルなので朝食会場の何処かから運んで来たんだろうか。
美味しそうに喉を鳴らして(いるように見えるのだ)
なかなかグルメである。




奴らが去った後、空っぽの容器が置き去りにされた。
賢いカラスも後片付けが出来るほどは洗練されていないようだ。
iPhoneのカメラを最大に拡大して撮ったため画像はボケボケだが
双眼鏡ではしっかり見えた。
静かな朝のひと時。
楽しいものを見せてもらった。

石垣の旅(植物編)

2018年01月16日 | 植物


今日は石垣2日目、植物編をレポート。
まずはホテルに着いたら甘い香りでお出迎えされた。
さりげなくいい匂いがホールいっぱいに満ちている。




匂いの正体はこのユリたち。
これくらい大きな空間ではバランスも良く香る。




外へ出れば何やら岩場に棘がある葉っぱが。
触るとサボテン並みにハードな奴。




どうやらアザミらしい。
花もどことなく攻撃的だ。
もう少し気楽に生きたら良さそうなものだが。




浜辺にはマングローブ林が。
何本あるんだか沢山の根を張り踏ん張っている。
でもその根は力みがなくしなやかだ。




アコウの木。
これは気根がすごい。
どこまでか幹なのかわからない。




リュウゼツランが自生している。
それもあちこちに。




かと思えば、植栽にも活用されている。
普通はパンジーやビオラの場面だか、石垣ではなんとリュウゼツラン(°_°)
ワイルドでよろしい。




これまたワイルドなオオタニワタリ。
ゴツゴツの琉球石灰岩に根を張っている。




おお、なんと頭上にも進出。
天狗か⁉︎




こんな所にどうやって着生したんだろう。
大した奴だ。




さて、今日はフィールドガイドの小林さんにお世話になった。
驚く速さで地べたや空に舞う野鳥を見つけてくれる。
島特有の鳥でも珍しいのに、島でも珍しいやつが色々いた(らしい)。
カタグロトビ、ホオジロハクセキレイ、ツクシガモ、ムラサキサギなどなど。
シロハラクイナ、カラムクドリも沢山いましたよ〜^_^




カンムリワシはゆっくり観察できて満足^ ^




番外編のコウノトリ。
足環のない本物の野鳥の飛来はかなり珍しい。
現地の人も知らない鳥なので「鶴が来た〜」と話題になったらしい。
どうやらバッタを探しているようだ。
どちらもiPhoneで撮ったので画像はイマイチ。
今日の写真をいただけるようなので機会があれば綺麗な写真をアップします。

島は植物も鳥も豊かだ。
でも渡り鳥の世界も生存競争が厳しいらしく聞けば聞くほど興味深いドラマがある。
自然を深く理解するというのはいいものですね。



石垣の旅 (1日目)

2018年01月15日 | ボタニカル


今日から3泊4日、石垣への旅。
関空を出て神戸空港を見下ろしながらひたすら西へ。




おお、マイホームタウン明石海峡大橋が見える。
いつもは見上げているものを見下ろす快感。
いい感じだ。




あれに見えるは桜島か。
噴煙を濛々とたなびかせている。
あっという間に九州を超えてしまう。
飛行機、すごいです。
未だに空に浮かぶ理屈がわからない。




やばい。
海の色が全然違ってきた〜。




3時間弱で石垣島に。
サンゴ礁の内海と外洋の色が違う。
テンション上がる〜!




やっぱり海の色が全然違います。
ああ来てよかった〜^ ^




真紅や白ののハイビスカス達も元気だ。




アダン。
南国の香り漂う。



小学校の正門を飾るかわいいシーサー。
子供達を守り地域を護っているのだろう。
なんだか暖かく迎えてもらった気分である。
2度目の石垣、楽しんできます。

ハゴロモジャスミン

2018年01月14日 | 植物


天に伸びる新芽。
なよなよしていそうだが、何か強い意思を感じる。




本体は昨年植えたハゴロモジャスミンだ。
木をつたい、フェンスに絡まりうねうねと上昇する。
同時に右に左にも触手を伸ばす。
勢力拡大の図だ。



フェンスをつたい何故か西の方角にだけ伸びている。
でもなんで西なんだ。
うちは明石なので東は神戸で西は姫路だ。
人なら神戸や大阪の方へ行くんだけどなあ。
陽射しの関係か。
偏西風なら逆だしなあ。
まあいいや。
ともかく奴らは春に向かって着々と自分を大きくしている。
二十四節気では寒九の今日。
いい春が来るといいですね。

嗚呼、ボタニカル