『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

ウスネ、開花す

2016年05月29日 | 日記


ウスネオイデスに花が咲き始めた。
どこが花だかわかるだろうか。
とにかく小さい。
しかも緑色の花びら。
拡大して探せば右の上あたりと左の真ん中あたりに見える。




こんなささやかな花。
探さないと見つけられないほど地味だ。
毎年この時期に咲くので宝探しのように探してたら昨日最初の花を見つけた。
かわいい。
もさもさしていて成長の具合が測りかねねいが確実に成長しているようだ。
自生地では荷物の緩衝材としても使われるというウスネ。
どんどん咲いてどんどん増えろ。

嗚呼、ボタニカル

サボテンの花など

2016年05月28日 | 日記


庭のサボテンに花がついた。
地味な体に似合わずお派手な花が好きだ。
作り物みたいに鮮やかな花。



他所のお家の庭にも綺麗な花が咲いていた。
孔雀サボテンというらしい。
こちらも普段は気付かれないくらい地味なやつだ。
大きくインパクトのある花は虫だけでなくオヤジも引き寄せる。
朝の通勤途中だったが思わず立ち止まって近づいてしまう。
朝から得した気分で気持ちがいい。





さて、うちのチランジアたちも花が咲いてきた。
カプトメデューサエたち。
普段は葉っぱを楽しむが、この時期は特別だ。
サボテンに似てお派手な色彩と独特な形の花。
赤いところは花茎、紫のとこは花包といい花はその先の部分。
ユニークだ。

年に一度咲くかどうか予測ができないチランジアたちの花。
花茎を伸ばして咲かないやつも多い。
なので咲いた時の嬉しさは格別だ。
土曜日の朝にぼーっと眺められるのは幸せである。

嗚呼、ボタニカル



5月のバラ

2016年05月22日 | 日記


道後温泉へ行ってきた。
昨年は蜷川実花さんと温泉とのジョイント企画があったらしい。
写真家と歴史ある温泉街のコラボという発想が面白い。
大判のポスターがホテルのレストランにも飾ってあり空間を引き立てている。
不思議と実物を凌ぐほどの力があって美しい。




帰路にしまなみ海道を行く。
大島ではバラ公園を散策。
運良くベストシーズンに来たようで、バラ園はどこも満開だ






バラの花は形といい、色といいパーフェクトだ。
しかもいい匂いのものが多い。
園内に入った途端淡い匂いで迎えてくれた。
近づかないとわからない程度の匂いがちょうどいい。
5月のバラに癒されて今日もいい気持ちである。

嗚呼、ボタニカル

アルストロメリアなど

2016年05月14日 | 日記


アルストロメリアが開花した。
別名インカのユリ、エキゾチックで美しい。
去年の花の後はずーっとほったらかしにされていたやつだ。
たまにベランダに吹き込む雨つゆだけで冬をしのいでいて
春先に奇跡の発芽を見せてくれた。
嬉しいと同時にありがたい。
丈が小さいが株が混みあっているのだろう。
秋になったら球根を分けてみようか。



多肉にも花が付いていた。
かわいい。



チラ族も開花し始めた。
真っ先にこのフックシー。
真ん中から花茎を伸ばし花を咲かす。
まるで線香花火だ。
姿は緑色のウニみたいな変なやつだ。
花は先っちょの黄色いところ。
紫のところは花包という。

春と夏の境目の今日は花盛りとなった。
しみじみ。

嗚呼、ボタニカル

ハマヒルガオ

2016年05月07日 | 日記


地元明石の海岸に咲くハマヒルガオ。
日が高くなると花が開き、夜は閉じている。
海は玄関を出ると歩いて3分である。
砂地に一面のうす紫。
しかもぼかしとグラデーションで趣向を凝らす。
きれいだ。
フラットな砂地に小さいがすっくと直立する花は何故かミーアキャットを思わせる。
みんなで何かに聞き耳を立てているみたいだ。




花びらは一枚で、開いた日傘のようだ。
傘とは逆で太陽をいっぱい受け入れる。



潮の音を聞き気持ちよさそうに小さく揺れる。
この季節の海辺の風物だ。
初夏には待宵草にとって代わられて今度は一面の黄色となるだろう。
海辺でも植物たちはたくましい。

嗚呼、ボタニカル