『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

グリーンネックレス 開花す。

2018年01月21日 | 多肉植物


グリーンネックレスに花が咲いた。
玉のような緑の葉っぱがかわいいとは思っていたが花は初めて見た。
小さいがなかなか美しい。




これは開き始めか。
ゆっくりと開花するのだな。




全体像。
緑の玉を見慣れているのでこの小さな花を見落としそうだ。




次の花芽を準備中。
下にいくつもついている。
まだまだ数日は楽しめそうでうれしい限りである。

嗚呼、ボタニカル

石垣の旅(その他、気になる件)

2018年01月20日 | 


さて、やぎ汁。
美味しいと聞いたことがあるが何だか腰が引ける。
東海林さだおさんのエッセイに書かれていたように思う。
何だか匂いがきつそうだし。
一瞬悩むがやっぱりパス〜。




それよりもトニーそばの方が気になる。
このヘタウマの絵は何だろう。
オーナーさんが書いたのか。
で、一体誰だ?
よく見ると赤木圭一郎の絵らしいが、今やそれを知る人がそんなにいるとも思えないが。
なかなかシュールだ。
自衛隊配備推進派らしく、立派な日本人なのだろうな。
東京2020を個人的に応援しているようだ。
トレンディなんだか古臭いのかよくわからないが不思議な魅力がある。
この手書きの看板文字がいい。




公園の入り口にはマンタが。
空まで飛べそうだ。




路地裏にはレンガからザクロが生えていた。
南国石垣面白い。




ホテルの朝食会場を彩る生花。
バナナが似合う。



極楽鳥花もここにはぴったりと会う。
キング・プロテアや、バンダもとても自然でいい。
やはり花は気候や地域を包括する象徴なのだと再認識する。




グルメなカラスのデザートの跡。
お片づけまでできたら完璧なのに。
誰か教えてやってほしい。




沖縄名物、おにささ。
ササミカツが中に埋まっている。
外はのりたまにまぶされてめちゃうまそうだ。




スパムおにぎりに卵が入っている。
ポーク玉子!
うまいに決まってるなあ。
残念ながらたっぷり朝食をとった後なのでどちらも食べられず。


ということで、やぎ汁とトニーそば、おにささとポーク玉子を食べにまた行きます (^_^)




石垣の旅(生き物編)

2018年01月19日 | 

石垣の旅が終わってしまった。
気温差10度の関西空港へ着いたらみんなダウンを着ている。
そりゃそうだ、まだ大寒前なのだ。

石垣の写真を眺めつつ植物以外の生き物をレポートする。




ホテルで出迎えてくれたカサゴ。
泳ぐというより漂ってる感じでなかなか優雅。






小さな漁港も水が透明できれいなグリーン。
カラフルな魚が普通に泳いでいる。




足元には大きなカタツムリ(なのか)?
調べるとアフリカマイマイという外来種らしい。
大きなものは20センチくらいになるという。
戦前に食用として沖縄に輸入されてきたようだ。
ただし、危険な線虫が潜んでいるらしく触ったり生食はダメらしい。
虫が体内に入ると脳がやられてしまうこともあるとか。
おっとりしているが危険なやつなのだ。




港の屋根にイソヒヨドリ。
本州でも普通に見られる鳥だが石垣の屋根に映える。
声が美しい。




竹富島では美しい蝶が枝にかたまってとまっている。
リュウキュウアサギマダラ、という蝶だ。
近寄っても逃げない。
これも毒素を持っているらしく鳥も苦くて敬遠するらしい。
なので急がず慌てずゆっくり舞うのだとか。
なるほど、防衛するにはやはり準備が必要なのだ。
石垣島の住民はおよそ5万。
そこへ200名の海上保安庁職員が常駐することになったらしい。
この時勢、東シナ海の防衛は必要ですね。
2000人でも足りないような気もします。




切り絵のようにただ美しい。




竹富島から石垣島を望むネコ。
本当は何を見ているのか、見ていないのか謎だがそう見える。




人なつこく逃げもしない。
何と一匹は膝に乗ってきた。
何かをソフトに要求しているのは明らかだ。
他の子たちはあっちを向いてはいるが全身で様子を伺っている。




つれあいがカバンの中をガサガサさせると
なになになに?と大集合に。




どこにこんなに居たんだというほど集まった。
しかし口に合わなかったのか全員落胆の図。
カラスに気前よくエサを譲った。
今度来るときはキャットフードを持って来るからね〜



番外編。
石垣港から世界を制した偉人の銅像が港の玄関にある。
ここではヒーローだ。
まだまだ色んなミッションがあるらしく海の事件、事故を見守っている。
具志堅用高殿、ご苦労様です。
(鳥獣と一緒に扱ってごめんなさい)

ということで、花鳥風月の旅 石垣編は終わりになりました。
ご閲覧ありがとうございました。
定点観測的にまた訪問したいと思います。
自然は残っていると思いますが、あのフレンチ屋さんは残っているかどうかとても不安です。
まあ、まずは貯金からですね〜😆




石垣の旅(美食編)

2018年01月18日 | 美食


まず石垣島到着後の最初のご飯。
八重山にきたなら、やっぱり八重山そばだ。
連れ合いはソーキそばをご注文。
スープが美味しい。
とても美味しい。
麺はあっさりで粉っぽいがスープはいい。
連れのソーキを一ついただく。
すごく柔らかくほのかに甘い。




お店も趣がある。
かーら屋さん、グッドです。




現地フィールドガイドの小林さんから教えていただいたフレンチでランチ。
このプレートがなんと千円。
マグロ料理、鳥、島もずく、キッシュにボリューミーなビーフシチュウ。
美味い。
かなり美味い。
こんなに美味いキッシュは初めて食べた。




少し味が濃ゆいが美味い。
全体に発想豊かで地元の食材で勝負しているようだ。
最南端の島でこんなに美味くて安いフレンチがあるなんて申し訳ないが驚いた。






お店もシックでとても静か。
そりゃそうだ、他に客がいない。
午後一時前の時間で一組とということは、多分この日のランチはうちだけだろう。
来年きた時残ってるかなあ。
頑張って続けていて欲しい。




料理は最高だがこの構えは如何なものか…
友達なら忠告するんだけどなあ。
これでは客は入らんなあたぶん。
オレも紹介がなければ一発スルーな店構えだ。




さて。
ホテルレストランで地元の料理をいただく。
島の豚肉料理はとても洗練されている。
皮付きのラフテー。
この塊に箸が入る。
味わいも深い。
皮がいい仕事をしている。




定番のゴーヤチャンプルー。
苦くない。
旨味を残してぎりぎりのところまで削った感じだ。
豆腐も美味い。




バーで一くつろぐ。
移動の疲れが癒される。
明日の計画よりも今を楽しむ。
二度目の石垣で、同じホテルにいるがここはいい。
とてもいい。
スタッフは皆客をきちんと見ている。
しかも親切が身に付いている。
笑顔が自然だ。
躾もいいのだろうが、総合的にいい会社なのだろう。
その印象が三年前と変わらないのが素晴らしい。




朝食の愉しみは何と言っても目の前で作っていただくお好みオムレツ。
今日はオニオン、ハム、青ねぎ入り。
具材をサッと炒めたら卵を入れて…



トントントン。
魔法のような手つきだ。



美しくできました❗️
ありがとうございます^ ^
オムレツは難しい。
自分では絶対にああはならない。
手早くやるとグズグズになり、形を重視するとカチカチになる。
どう見ても普通のテフロン加工のフライパンなのだが。
オムレツは時間芸術だと思う。




さて最期の晩飯は昨日の異色フレンチへ。
昨日のランチが美味かったので予約をしてあったのだ、ヘッヘッヘ^ ^




ワインもうまそう。




まずは辛口ブリュットで乾杯。
「しっかり働いて、また来ようね〜」




近海白身魚のポワレ。
カリッとした食感と旨みある白身。
エビカニの味噌が入っているらしいソースがやばい。
美味すぎる。
下にひいたリゾットは島のうこんで黄色に染まる。
ソースがしみて絶品。




お肉の前に赤ワインに。
最初は軽めのカベルネ〜
後からどっしりボルドーへ ^ ^




おお、これは島豚のコンフィだとか。
で、コンフィて何だ?
ということはどうでもよろしい。
ウンチクは味を損なう。
今目の前にあるものが注釈なし、留保なしで美味しい。
それが一番である。
外はこんがり、中はしっとり。
豚というより鴨肉のようにこくがある。




そして他には誰もいない…
大丈夫かなあ、さいごー屋さん(TT)
悠々自適な老夫婦がやっているわけではなくて
乳飲み子抱えての若夫婦お二人のお店。
聞けば東京からの移住という。
だったらもっと営業しなきゃあ‼︎
と、老婆心ながら感じてしまう。
東京のシェフだから島の食材を冷静に見極めて熱心に創作に励んでいるのだ。
彼らには間違いなく哲学があるだろう。
美味しかったポワレの魚はフエダイの仲間と聞いた。
何気ない魚の旨味を料理で再発見したんだろうな。
ともかく静かに最高のお料理。
しかもとてもお安くいただきました。
感謝感謝です。




でも、これは変えた方が… ^_^