『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

アダン

2018年04月30日 | 植物

関東からはるばるアダンがやってきた。
先輩が種から育てた宜野湾産の15年もののアダン。
気根がワイルドだ。
葉っぱもトゲトゲでトゲ好きのオレにはたまらない。


我が家の箱庭では最大級の鉢に慎重に植えた。
何とか収まった。
なかなかカッコいい。
巨大なアロエベラと並んで南国ぽい。
大事に育てられたアダン。
嫁入り先がうちで良かったと思っていただけるよう大事にしますね。
アダンという植物は遠い昔に田中一村の日本画で知った。
美しい奄美の海辺に自生するアダン。
パイナップルみたいに大きな赤い実をつける。
まさか明石のうちにやってくるとは。
田中一村との出会いも衝撃的だったが
先輩との出会いもアダンとの出会いもどこかで繋がっていたのだろう。
生きていると楽しいことがたくさんある。
明日もまた。



月見草とヒルガオ

2018年04月30日 | 花鳥風月

昨晩は十四番目の月。
美しく春の夜空に浮かんだ。


朝、浜辺沿いを走りに出たら月見草とヒルガオを見つけた。
月の光に向かって咲いていただろう月見草はしぼみつつあり
ヒルガオが開き出している。
夜と昼の交代時間だ。
この時期はこの風景が楽しめる。
月光に照らされる月見草も見てみたい。
条件が整い、酔っ払っていなければ。
でも満月の今夜は曇りみたい。
しばらく先の楽しみにとっておこうか。

嗚呼、ボタニカル。



香住ジオパーク マラソン

2018年04月29日 | ランニング

昨日は日本海でマラソンに参加した。
カニ漁で有名な兵庫県は香住町。
昔家族ぐるみでご近所さんと行ったカニ民宿を通り抜けながら。
お天気は快晴、気持ちのいい潮風と潮騒、春告鳥の唄を聴きながら。
海沿いの峠を駆け上がり、駆け下りる。
エイドの多さも、給食も大満足の充実ぶり。
バナナ、オレンジ、アンパン、塩飴、梅干しに塩。
手を振る沿道のお母さんお父さん、じいさんばあさん。
小さな子供のがんばれとハイタッチ。
町をあげてのおもてなしに大感謝しながら走る。


ゴールの後は嬉しいご飯をお母さんたちと地元の中学生たちがもてなしてくれる。
カニ雑炊🦀
茹でガニとサザエの壷焼き(≧∀≦)
優しさの滲み出る味。


今回は33.551㎞という「途中下車」コースに参加。
フルマラソンの練習のつもりで。
キロ6分ペースでイーブンに走りきるのが今回の目標。
80メートル級の峠を四つも往復するタフなコースだったがほぼほぼ走り切れた。
苦しかった分久しぶりに充実したゴールをきれた。
さすがマラソン大会全国100 選に入った大会、申し分ない。
香住の皆様、ありがとうございました。
最大級に感謝申し上げます。
来年も宜しくお願い致します。