『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

アルストロメリアなど

2016年01月31日 | 日記


二つ目の鉢からアルストロメリアの新芽が出てきた。
何と丈夫なやつらだ。
前に書いたが一鉢目の発芽は奇跡だと思っていた。
水が無くても案外普通のことで平気なのかもしれない。




うちで一番べっぴんさんのチランジア、ドラティの変種。
この子にも新しい葉っぱが伸びてきた。


小さな葉っぱがかわいい。
どこまで茎をくねらせていくのか楽しみだ。


今日は小春日和であたたかい。
アガベやディッキアなどのトゲ族に月一の水をやり終えた。
部屋に入り込む冬の日差しをあびる植物たちを見るのは幸せだ。
明日から二月、如月。
如月の語源の一つに「生更木」=草木が生え始める月、という説があるという。
白梅、紅梅も咲いてきた。
いよいよつるつるぴかぴかの新しい春が始まる。

嗚呼、ボタニカル!


日向ぼっこ

2016年01月24日 | 日記
今日は寒い。
マラソンが近いので気力を振り絞って走りに出た。
摂氏4度。
外に出たとたん冷たい強風にあおられやる気が失せる。
気が滅入って引き返そうと思った時に通りの向こうから女子ランナーがやってきた。
挨拶を交わすともう引き返せない。
「まさか寒さにめげて引き返すおつもりではないでしょうね」といわれている気がした。
しょうがない。
みんな頑張っているのだ。
身体が温まるまで15分くらいの我慢だろう。
そしていつものコースを2時間ほど走ってきた。



部屋にもどると、植物どもはぬくぬくと窓辺で日向ぼっこの最中。
気持ちよさそうだ。
レオレゲリアは少し調子が悪そうだが
アガベやアロエたちは元気だ。




シクラメンがいい感じだ。
隣のビカクシダもぐいぐい大きくなっている。
冬は太陽の角度が低いので部屋に光がたくさん入ってくる。
陽に当たっていると暖房が要らないくらい暖かい。
今はしっかり休養して春になったらうんと働いてもらおう。
それまでしっかり光を貯め込んでおきなさい。

嗚呼、ボタニカル!







子株、その後

2016年01月23日 | 日記


冬とはいえ、植物たちは少しずつ成長している。
去年花を咲かせたチランジアのフックシー。
右側に花のあとが残るが左側に子株が伸びてきた。
今年も長刀の様な花を咲かしてくれるのか。




メデューサエもあちこちから子供が増えてクランプになってきた。
左右にスペースがないので上に開いたところに子株を伸ばす。
こいつは変化が大きくて面白い。



アナナスの子株も順調に大きくなってきた。
このスペースで親とどうやって同居するつもりか。
この先の展開が楽しみだ。




子だくさんの極みだ。
このイオナンタはこの状態でなんとワンコインで買ってきた。
両手を広げたくらいの大きさだ。
あまりに安いので値段を見間違えたかとしばらく値札をにらんでしまった。
子株がいくつあるのかもう分からない。
もこもこで可愛い。
一斉に紅葉して花が咲いたらさぞかし綺麗だろう。

寒さもそろそろピークで冬本番。
まだ春は遠いが少しずつ日がのびてきた。
こいつらを外に出してやれる日が待ち遠しい。


嗚呼、ボタニカル!







花の時間

2016年01月17日 | 日記


初夏の花、アルストロメリア。
去年は苗を買ってきて育てたが、そのあとはほったらかしていたことは以前に書いた。
奇跡の発芽から2週間。
3つある鉢から発芽しているのは1つだけだ。
当たり前だ。
花のあとは水ももらえずベランダに吹き込むわずかな雨水だけで生きてきたのだ。
発芽する方が奇跡なのだ。



こんな感じ。



近所の団地の植え込みにもアルストロメリアが群生している。
例の植物おばばが育てているに違いない。
繁殖力が強いので一度植えたらたぶん毎年咲くのだろう。




その脇には、カンザキアヤメ。
アヤメにしては小さくて可愛い。
筋状の模様がアルストロメリアに似ているので去年は間違えたほどだ。
季節を知らせ、次の季節を予感させてくれるヤツら。
誰にでも足下に持っている小さな幸福。
時間の意味を教えてくれる。
時間は最良の友である。

嗚呼、ボタニカル!






ディッキアの変、その後

2016年01月16日 | 日記


以前書いたディッキアに花が咲いた。
と、明石の実家から写メが来た。
可憐だ。
写真からもいい匂いが漂ってきそうだ。
先月はアスパラガス状に花芽が固まっていたが
さらに伸ばして梅の花のように蕾の間隔が開いている。


つい20日ほど前の姿。



いかつい容姿に似合わずかわいい花が咲いてくれた。
ディッキアの花はネットでも情報が無くどんな花が咲くのかわからなかった。
そうか、こんな花なのだ。
アロエに近い感じがする。
植物はいろんなサプライズを与えてくれる。
花芽を数十センチも上に伸ばす理由はわからないが
たぶん虫たちを引き寄せるためだろう。
人もまた同じである。
この面白さと美しさに引き寄せられる。
お店からやってきて約1年目にして花がついた。
葉っぱだけでも十分面白いヤツだがさらにポイントアップした。
ことし最初のサプライズとなったのである。

嗚呼、ボタニカル!