『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

待つ時間

2016年04月29日 | 日記


カプト・メデューサエの花芽。
咲きそうなものを買ってきた。
実はこいつらは咲きそうで咲いたためしがあまりない。
特に買ってきて失敗することが多いのだ。
わかっているけど、ついつい手が出てしまう。




こいつはうちで大きくなって花芽が初めてついた。
こっちはちゃんと咲いてくれるかなあ。
初めての時はどんな花が咲くのか楽しみだ。






アルストロメリアにも今年最初の花芽がついた。
奇跡の復活から生い茂ってきた。
ゴージャスでエキゾチックなアルストロメリア。
開花までもう一月くらいだろう。
花だけでなく、花を待つ時間も楽しめるとは最近になって知った。
植物生活はお得である。

嗚呼、ボタニカル


花の季節

2016年04月24日 | 日記


うちにも花の季節がやってきた。
冬を無事に越した鉢植えのハゴロモジャスミン。
アマリリスの次に、ついに開花した。
いい匂いがする。
無数のつぼみがあちこちから少しずつ開いている。
結構長く楽しめそうだ。
去年と比べ体も大きくなりボリュームが増した。
地植えにしてもいいかもしれない。




先週フラワーセンターで買ってきたガーデン・ブーゲンビリア。
華やかだ。
こいつは温室でなくても育つらしい。




他所のお家のお庭ではモッコウバラが咲き始めた。
単調な通勤路も楽しい季節だ。




チランジアもそろそろ花の季節だ。
フックシーに花茎が伸びてきた。
この長刀状の花茎はぐんぐん伸びる。
伸びた先に小さな花をつける不思議なやつだ。

毎日内に外に花に囲まれ幸せであ。

嗚呼、ボタニカル

アマリリス 2

2016年04月23日 | 日記


木曜日、アマリリスが開花した。
美しい。
ため息が出る。
花芽がふくらんできたと思ったら1週間で華やかに開いた。
子供の顔くらい大きい。




これが月曜日の姿。
球根のせいか成長のスピードが凄い。




金曜日には花が3つになった。
まだ同じ茎に二つ花芽がある。
隣の茎も伸びてきた。
清楚にゴージャスに咲き乱れるアマリリスはうちのマドモアゼルだ。
頬ずりしてしまう。

昨年咲き終わってから1年間面倒を見てきた甲斐があった。
360度楽しめる大きな花は見飽きることがない。
水を吸い込む花びらはしっとりとしていて美しい。
1年分貯め込んだ光と風を一気に解き放つ。
世話した苦労はもうすでに報われている。

嗚呼、ボタニカル


花鳥風月

2016年04月17日 | 日記


兵庫県立フラワーセンターなるところへ行ってきた。
家から1時間程度であるが今まで知らなかった。
ちょうどチューリップが見頃だったが、いつもの通り温室に惹かれてしまった。
珍しく赤いネオレゲリアに可愛い花が。



「ランの壁」というタイトルゾーン。
面白い。
ウスネオイデスなどチランジアたちとランたちがワイルドに同居している。
かっこいい。



よく見るとウスネに小さな花が咲いている。
じっと見ないと分からないくらい小さくて健気だ。
そして緑色の花も珍しい。




入り口近くには枝振りの美しい大ケヤキがお出迎え。
若い葉っぱが風に揺れる。
風が強かったが雲雀鳴き、燕も舞う今日は初夏に近い陽気だった。
うちのアマリリスも何か大慌てで花茎を大きく伸ばしている。
春はいいなあ。
こっちまで生まれ変われるような気がした。

嗚呼、ボタニカル。

セローム

2016年04月10日 | 日記


南方系のやつらは丈夫だ。
今回の引っ越しで、野放図に四方八方に葉っぱを広げていたセロームをバッサリと切った。
引っ越しに邪魔だし、多分また葉を茂らすだろうと思ったのだ。




わずか2週間でこんな葉っぱが2枚出てきた。
さすがセローム、元気である。




この時期、植物どもの活力はものすごい。
秋から冬にかけて蓄えてきたエネルギーを一気に放出するのだ。
毎日変化があるので目が離せない。
朝ベランダに出るのが楽しみな季節である。

嗚呼、ボタニカル。