『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

ネオレゲリア

2015年11月29日 | 日記


大型のネオレゲリア。
造花のように花が鮮やかだ。
しかし。
これは花なのか?
花は枯れてこそ花のはずだ。
枯れた後には次の命のために種や子株を残すものだ。
うちにやってきたのは確か夏頃だった。
今もこのお派手な姿は変わらない。
枯れる雰囲気がまるでない。
そんなに花もちがいいわけがない。
仲間のネオレゲリアの花は半日で枯れてしまう。
もしかしてここだけ造花なのかと思って触ると
生きものの感触がある。
何なのだ。



その根本からタケノコのように子株が出てきた。
ほほう。
そうきたか。
ランナー状に子株が出るかと思ったらサボテンやアロエみたいに根本からでてきた。
かわいいじゃないか。
小さいのに親と同じ模様なのが笑える。
間違いない、こやつの子供だ。
植物はいろんな不思議を持っている。
新しいネタがまた一つ増えた。
まことに植物界はワンダーランドである。

嗚呼、ボタニカル!




ディッキアとビカクシダ

2015年11月28日 | 日記


誕生日のプレゼントに買ってもらったディッキア。
なかなか男前だ。
"レッド”と名前がついていたので成長すると色が変わるのかもしれない。
謎の多いディッキア。
このままでも十分かっこいい。




最近流行のビカクシダ。
三宮センター街で安いのを見つけてゲットした。
貯水葉が広がっていていい感じだ。
このまま大きく育つかな。

熱い国の植物たちにはこれから休息の季節となる。
ゆっくり休んでもらおう。
次の春が楽しみだ。
植物とともに季節が変わる。
冬は我慢の季節である。

嗚呼、ボタニカル!

日々草

2015年11月21日 | 日記


六月から毎日ずっと咲いていた日々草。
朝、カーテンを開けるのが楽しみだった。
いつも元気な明るい子たち。



そろそろお疲れでお休みの時が近づいている。
もう半年咲き続けているのだ。
静かに休んでもらおう。



一つの鉢から切り花にした日々草はすでに一ヶ月も花瓶の中で咲いている。
新しい蕾からもぽんぽんと花を展開する。
たくましい。
どんな環境でもベストを尽くす。
「置かれた場所で咲きなさい」とは渡辺和子さんの本のタイトル通りだ。
可憐で美しく強い。
最後の一花を見送る頃には秋も終わるだろう。
そうして今年も一年が終わる。

嗚呼、ボタニカル!

ドラティ

2015年11月15日 | 日記


今日は特別にネタが無かったので1年間の成長具合をチェック。
ウチでは2番目のドラティ。
クリクリと葉先が丸まる。
面白い。
成長が遅いので毎日見ていてもよくわからない。
しかし、クルクルした葉っぱは第2グループを形成している。
なるほどこうやってどんどん大きくなるのだ。
2,3万円もする巨大なドラちゃんをお店で見たときはその大きさだけでなく
不思議なフォルムに心を奪われたものだ。
クルクルのグループを2個3個と増やしていくのがわかった。
そして株全体も湾曲していく。
1年でたぶん5センチくらい大きくなった。



最初のドラちゃん。
こちらは曲線が増えバランスが良くなって男前になった。
やはり5センチ程度の成長だ。
50センチ級にするにはあと5,6年はかかるだろう。
「小さく買って大きく育てる」
育てる楽しみは所有する楽しみに勝る。

嗚呼、ボタニカル!

ディッキア

2015年11月14日 | 日記


ワイルドなトゲが魅力のディッキア。
昨年妻の誕生日プレゼントに買ったときに子株を少し分けておいたものだ。
1年後の姿である。
この秋頃からさらに元気になった気がする。



トゲとストーンウォッシュのような色合いがクールだ。



1年前の姿。
何だかゲソみたいだ。
成長は遅いが1年単位でみればずいぶん大きくなった。
このまま枯れるかと心配していたが何とか最初の幼少期はのりきったらしい。
ただ大株にするには5年はかかるだろう。
たまに見つける店頭での価格はかなり高いが値が張るのは仕方がない。
時間がかかるのだ。



別のトゲ族の小さなアロエに花が咲いた。
可憐だ。
ディッキアはこのいかついトゲの真ん中からどんな花を咲かすのだろう。
待つという長い時間にも意味が生まれる。
今から楽しみである。

嗚呼、ボタニカル!