『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

石垣の旅(生き物編)

2018年01月19日 | 

石垣の旅が終わってしまった。
気温差10度の関西空港へ着いたらみんなダウンを着ている。
そりゃそうだ、まだ大寒前なのだ。

石垣の写真を眺めつつ植物以外の生き物をレポートする。




ホテルで出迎えてくれたカサゴ。
泳ぐというより漂ってる感じでなかなか優雅。






小さな漁港も水が透明できれいなグリーン。
カラフルな魚が普通に泳いでいる。




足元には大きなカタツムリ(なのか)?
調べるとアフリカマイマイという外来種らしい。
大きなものは20センチくらいになるという。
戦前に食用として沖縄に輸入されてきたようだ。
ただし、危険な線虫が潜んでいるらしく触ったり生食はダメらしい。
虫が体内に入ると脳がやられてしまうこともあるとか。
おっとりしているが危険なやつなのだ。




港の屋根にイソヒヨドリ。
本州でも普通に見られる鳥だが石垣の屋根に映える。
声が美しい。




竹富島では美しい蝶が枝にかたまってとまっている。
リュウキュウアサギマダラ、という蝶だ。
近寄っても逃げない。
これも毒素を持っているらしく鳥も苦くて敬遠するらしい。
なので急がず慌てずゆっくり舞うのだとか。
なるほど、防衛するにはやはり準備が必要なのだ。
石垣島の住民はおよそ5万。
そこへ200名の海上保安庁職員が常駐することになったらしい。
この時勢、東シナ海の防衛は必要ですね。
2000人でも足りないような気もします。




切り絵のようにただ美しい。




竹富島から石垣島を望むネコ。
本当は何を見ているのか、見ていないのか謎だがそう見える。




人なつこく逃げもしない。
何と一匹は膝に乗ってきた。
何かをソフトに要求しているのは明らかだ。
他の子たちはあっちを向いてはいるが全身で様子を伺っている。




つれあいがカバンの中をガサガサさせると
なになになに?と大集合に。




どこにこんなに居たんだというほど集まった。
しかし口に合わなかったのか全員落胆の図。
カラスに気前よくエサを譲った。
今度来るときはキャットフードを持って来るからね〜



番外編。
石垣港から世界を制した偉人の銅像が港の玄関にある。
ここではヒーローだ。
まだまだ色んなミッションがあるらしく海の事件、事故を見守っている。
具志堅用高殿、ご苦労様です。
(鳥獣と一緒に扱ってごめんなさい)

ということで、花鳥風月の旅 石垣編は終わりになりました。
ご閲覧ありがとうございました。
定点観測的にまた訪問したいと思います。
自然は残っていると思いますが、あのフレンチ屋さんは残っているかどうかとても不安です。
まあ、まずは貯金からですね〜😆