『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

自生するアジアンタム

2020年03月30日 | 植物
 

大阪梅田から山陽電車に乗り入れて姫路に向かう阪神電車の直通特急。
穏やかで美しい海を望む須磨浦公園あたり。
折り返して梅田に向かう電車のようだ。
 


さて、そこから須磨駅までの山陽電鉄高架の真下、歩道との境にはなぜかアジアンタムが自生している。
その距離はおよそ100メートルほど。
数年前にたまたま見つけたが今も元気に残っている。
アジアンタムとは相性が悪い。
暖かい室内で湿度を保ちお世話をまめにしないと枯れてしまう。
と思っていたが、何と須磨に自生しているとは不思議な話だ。
日の当たらない屋外に置いてみようかと思ったりもするが。
アジアンタムの良さは窓辺やテーブルにあってこそで、外にあったらほとんど雑草と見分けがつかない気がする。
なのでたまにその場所を通った時の楽しみにしておこう。
 

塩屋から鉢伏山へ

2020年03月29日 | 花鳥風月

風が少し冷たい日曜日。

JR塩屋駅から歩いて須磨浦公園へ、そして鉢伏山を登ってみた。

海釣り公園とその向こうにポートアイランドから神戸空港へと続く橋が見える。

 

J Rの電線も紋様のようでちょっときれい。

 

鉢伏山は標高260メートル。

でも舐めてかかると酷い目に。

石段はほとんど梯子みたいに急勾配ばかり。

 

山頂近くにある展望台。

 

西を見れば垂水と淡路島に渡る明石海峡大橋。

 

東は須磨から神戸三宮方面が一望。

海岸線が美しい。

 

山頂のレストハウス。

 

何とジュークボックスがある。

 

昭和の名曲ばかりでテンション上がる。


中島みゆき、顔がまん丸でかわいい。

坂本教授は学生みたい。

 

 

旗振山へ。


何とここが摂津と播磨の国境だった。

知らなかった。

 

何と知らないことばかり。

ここから堂島までは多分50キロ程度、加古川は30キロほどもあると思うが。

でも確かに見晴らしが素晴らしくいい。

 

須磨、明石は雅な土地柄なのです(笑)

 

播磨灘の風を受けて咲き出す染井吉野。

 

みんな幸せそうで何よりです。

 

帰りは須磨駅まで歩いて駅舎にあるコロッケ屋さんで栄養補給。

一枚からその場で揚げてくれます。

 

コロッケ屋さんの向かい側はセブンイレブンという絶妙なロケーション。

人影まばらな須磨海岸でコロッケ&ビール。

ああ、しあわせ〜

 


流木アート(?)

2020年03月28日 | 日記

神戸は不要不急の外出自粛なので大人しく自宅で過ごしています。

少しずつ海辺で拾い集めた流木で作ってみました。

 

 

結構いいかも!

とは自画自賛ですね。

エアプランツを引っ掛けようと思ってましたが、このままでも良さそうです。

自然のものはそれだけで何かほっこりとします。

山から川へ、川から海へ。

そして私の手元にやってきたもの。

なんだか愛おしくさえあります。

 


約束のように

2020年03月26日 | 花鳥風月


約束のように今年も燕がやってきた。
どちらもじっと動かない。
どこに愛の巣を作ろうかと静かに観察している様子。

先週の日曜日、庭先でも鶯の歌を聞いた。
まだまだ発生練習のような辿々しい声が可愛らしい。
冬鳥のツグミやジョウビタキもそろそろ渡っていくのだろう。
人々の混乱もしらず自然は確実に前に進んでいる。
在宅勤務やテレワークの推奨、5Gの運用開始は生活スタイルを相当に変えるかもしれない。
会議もなく会合もなく、紙を配ることがなくなり世の中どんどん非接触型になっていくようにさえ思える。
でも自然がある。
自然があればなんとか生きられるほどに強くなりたいとも思ったり。
でもやっぱり人が好き。