『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

分け入っても…

2018年02月28日 | 花鳥風月


分け入っても分け入っても梅の山。


菜の花と梅と梅林のコラボレーション。


そして梅に埋もれる家々。
南高梅の里、紀州南部は至福の時を迎えています。

嗚呼、ボタニカル

通勤電車の車窓から

2018年02月27日 | 花鳥風月

朝の車窓から。
ここ明石は都心へ向かう通勤電車から間近に海が見える稀有な町です。
今日は珍しく窓際に座れて、しかも快晴べた凪というベストな朝。
淡路島につながる明石海峡大橋を眺める。


何度見ても飽きない光景。
海をいつも近く感じられることはとても幸せで
大いなるものに抱かれる安心感がある。
la mer、母なる海。
フランスでも海はやはり女性。
凪いだ海は羊水に浮かぶ記憶の断片かもしれませんね。
なるほど落ち着くはずだ。
母なるものすべてに感謝して出かけよっと。



おしゃれな鳥たち

2018年02月26日 | 花鳥風月


凪いだ海辺に浮かぶ黒いカモたち。
オオバンは黒いシルエットに淡いピンクの嘴がめちゃおしゃれ。


砂浜の千鳥はぷっくりとかわいい。
柔らかく膨らんだシルエットと細長い嘴の対比が秀逸。
鳥たちは形、色、囀りと五感に訴える。
それもまた春の彩りなり。

春告げ鳥

2018年02月26日 | 花鳥風月

朝の通勤途中、自宅の裏にある小さな社の森から鶯の声。
まだ歌にはならず発声練習のようだ。

中層マンションのアンテナにはシジュウカラが。
ツッピーン、ツッピーンと美しい声。
こちらはすでに歌声になっている。

晴れてはいるが雨上がりの朝もやの中
遠くにシルエットだけの小鳥から春を告げられた。
やっと待望の春がやってくる。
さてと、何か新しいことをやってみようか ^ ^

南部梅林

2018年02月25日 | 花鳥風月


南部町の里山に早い春がきた。
一面の梅林は咲き始めでまだ花の彩りは控えめだ。


青いネットは梅の収穫の時に使う大切な道具。
美しく巻かれて仕舞われているのは丁寧な作業の証。
大切に育てられた南高梅は幸せだ。
紀州の光と海風、山風に吹かれて育つ。
その果実をいただく我々も幸せを分けていただける。


背景にミカンの林が見える。
今は八朔だろうか。
梅とミカンがコラボするのはここ和歌山しかないではないか。
何とも贅沢なシーンだ。





白梅、紅梅のトンネルを歩く。





清楚な白梅。
美しい。


ピンクの八重は可愛らしい。
溌剌としたお嬢さんのよう。





幹を軸にして方円状に点在する花々はまるで惑星のよう。


冬鳥のジョウビタキ。
まだしばらくは出会えそう。


ホオジロ。
美しく囀るにはまだ春浅く。
早くあのきれいな歌が聞きたいものだ。


上空に猛禽が。
なかなか上手く撮れない。
羽の色合いと尾っぽの形はノスリだろうか。
大きく旋回しながら遠ざかる。
しばらく待ってみたがもう戻ってこなかった。
夕方が近いので寝ぐらに帰ったのかもしれない。
花と鳥と春風。
吹く風はまだ冷たく手はかじかんできたが気持ちは暖まった。
感謝。