ルピナス

おいらもくどいが、失業中は孤独だった。実は、寂しさもあってハロワに毎日通ったのだった。ハロワでは、職業紹介がPCで閲覧できるが、詳しくは係の人と相談であり、世間話にも係の人は応じてくれ、嬉しかった。

しかし、うつ病の一つである不安感と一緒になり、ハロワの帰りには気分が沈んでいた。

そして、そのうつ病の薬も無くなってきたこともあり、心療内科を受診するため、紹介状をもって、ルピナスという医院の先生を始めて訪れたのだった。
ルピナスは心療内科１つの医院、先生１人に医療事務の女性が１人。海のすぐ近所に存在する。

紹介状を受付に渡し、しばらくして名前を呼ばれた。そして問診へと、「和弥さん、今の気分はどうですか？」「不安感がでて、沈んでいます。」それから先生と治療の方針や使用する薬剤を選び、今日に至っている。
さすがにプロのスナイパーだと思う件が何回かあった。その内容は個人情報も入るので割愛するが、それから医院からの帰りにはいつも気持ちは晴れている。

そして、職場でもコミュニケーションを絶やさず、上司に叱られながらもおしゃべりをしている。
また、レジのおばちゃんがおしゃべり好きで、今叱られた上司におしゃべりしてる。ありゃりゃ・・・




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