2022年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(6)つるなしいんげんの定植
昨日、気の置けない仲間とゴルフへ行ってきました。スタート直前のカートへ乗ろうとした時、係の女性がそばに来て「コース乗り入れ、どうされます?」と一言、遠慮がちに問い掛けてきました。クラブハウス内で「コース…有料」との立て看を見たようですが、余り気に止めませんでした。巷は何でもかんでも値上がりラッシュですが、「ゴルフ場の値上げの一つの形はこういうことか?」……と、切なくも気勢を削がれるスタートでした。
3月19日、ミニ白菜「ハクサイCRお黄にいり」と共にポリポットに播種した「2020年自家採種オクラ(10ヶ)」と「2020年自家採種冬瓜(8ヶ)」の2種は、ミニ白菜と違って5月20日になっても発芽しませんでした。気温が上がらないのが原因と思われますが、全くその兆しもありませんでした。
(3月19日播種のオクラと冬瓜の発芽は無し)
5月20日、発芽しないポリポット2種18ヶと残っていたプランターの土をふるいに掛け、バーク堆肥・完熟牛ふん・化成肥料、腐葉土を混ぜ込み、再生培養土を用意しました。
(発芽無しのポリポットを崩し再生培養土作り)
これまた懲りずに古い「2019年自家採種ゴーヤ」と「2019年自家採種オクラ」、今年購入した「つるなしいんげん種」をポリポット各8ヶに播種しました。
3品種のうち、5月31日最初に発芽が見られたのは「つるなしいんげん」でした。その後「いんげん」の育苗は、2粒播種/1ポリポットのうち1粒は順調に生育しますが、2粒目はどのポリポットでもなかなか発芽は遅く、2粒共発芽・育苗に至ったものは6月5日で4ポリポットほどでした。2本立ち/1ポリポットで定植を考えていましたが、先に生育した苗に斑入りが出始めましたので、6月14日定植することにしました。ゴーヤとオクラの発芽は6月5日頃に見ました。
(5月20日 再生培養土に改めて播種 A )
(5月20日 改めてゴーヤ&オクラ つるなしいんげんを播種)
(5月31日 つるなしいんげんの発芽)
(6月5日 つるなしいんげんの育苗 ゴーヤ&オクラ発芽)
6月14日 つるなしいんげん苗の定植 11:30~13:30
(「つるなしいんげん」種袋)
降雨は晩方からの予報ですが、雲は厚くいつ泣き出してもおかしくない空なので、降られても良いように、最小の作業用具で畑に向かいました。
「つるなしいんげん」の定植畝は、すでに植付けた夏野菜畝の関係上中途半端な狭い畝になってしまいました。旧畑と比較して今度の畑は1/3の広さになりましたので、「あらゆる隙間を有効活用したい!」と思う気持ちで、このようなスペースが生まれてしまいます。結果、腰を下ろして作業出来ないようなことになってしまいました。
1ポリポットに2粒づつの播種ですが、まだ2粒出揃わないポリポットが幾つかある中、定植しました。まだまだ背の低い苗ですが、先行きを考慮して苗毎の支柱も立てました。もう少し茂ってきた時は、紐を渡して苗の両側から抱え込むように、倒伏を防ぐ方法も考えています。
(狭い隙間畝の作業前)
(6月14日 つるなしいんげん苗の定植 A )
(つるなしいんげん苗に支柱立て A )
「つるなしいんげん」は「生育初期の若い本葉にアブラムシやハダニが付きやすく、開花直後からはカメムシなどの害虫被害もある」と言うことなので、早目の防虫ネット展張を決めました。資材は、防虫ネット(1.35m×5m×1枚)、樹脂ポール(5.5mm×2100mm×8本)です。グラスファイバー製の樹脂ポールは大変しなやかで、狭い場所でもある程度の本数を用いれば充分な強度と空間を保証してもらえるものです。今回は、充分その機能を発揮してもらえそうです。定植から防虫ネット展張まで1時間半を要しました。
(樹脂ポールによる防虫ネット展張の骨組み)
(アブラムシ・カメムシ対策の防虫ネット展張完了)
5月23日に定植、その後行灯を掛けた「五角オクラ」が良い具合に活着したので、本日行灯を撤去、支柱に誘引しました。夏野菜のオクラは、長く収穫・食卓を賑わせてくれるので、必ず良く生育させたい野菜の一つです。刻んで小分けにしたものを冷凍し、Aは納豆の付け合わせに数ヶ月は欠かせない食材として重宝しております。
(6月14日 「五角オクラ」の行灯撤去 A )
(「五角オクラ」を支柱に誘引 A )
6月・7月はタマネギとジャガイモの収穫時期です。今年は、タマネギ同様にジャガイモの出来具合もチョット怪しい限りです。6月11日(タマネギ収穫日)にジャガイモの2回目の試し掘りを行いましたが、充分な生育は感じられませんでした。地上部の枯れる様子が一部見られますが、もう少し枯れて倒伏してからの状況を見るつもりです。
(収穫済みタマネギ畝の両隣りのジャガイモ畝)
(2022年6月14日の畑)