浜ちゃんの小豆島写真日記 二代目

特に変わったことのない日常ですが

蛙子池

2014年04月11日 19時47分08秒 | Weblog

農林水産省選定,ため池百選に選ばれている、蛙子池、伝法川地域の水不足を解消するため

に作られた小豆島最大のため池です。

現在も200ha余りを潤して地域の主水源と為っています、1683年当時の庄屋太田伊左衛門典徳

が水不足を解消する為、倉敷代官所にため池、築造の許可と援助を嘆願して工事に着手したが、工事

は難航し典徳は資金作りに家財や水田迄売り払う、などの苦労を重ねた末に1686年に完成しました。

6月15日待望の池水が離宮八幡神社まで達し,歓喜した百姓たちは神社境内に、仮小屋を建てて

芝居を催したのが現在まで続く肥土山農村歌舞伎の始まりです。

記念碑のそばでスミレが咲いていました。記念碑は字が読めないので写していません。

池の対岸には山桜が綺麗です。

山桜

 


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6 コメント

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Unknown (なな)
2014-04-11 20:50:06
そうだったのですか・・・!
肥土山農村歌舞伎の始まりが、そのような小豆島の致命的な?水の問題と関係していたとは!!!
子供の頃、給水車からの水の供給のあったこと、夏の厳しい給水制限!実家には井戸が2つあったことなど、水の苦労は子供心に覚えています。
そんな島で、醤油産業が栄えた時期があるのですね。不思議です。
母の実家も醤油屋で、大きな井戸がありました。
降雨量が少なくても、地下水は豊かだったのでしょうか?
ななさん (浜)
2014-04-12 20:33:03
1686年からですので327年も農村歌舞伎は続いている
ことになります、文化財に指定されています
お母さんの実家は大部と言われて居られましたね大部に
は醤油屋さんは2軒ありますね、去年ダイハツの宣伝に
出ていたお家デスか山十一さんですか。
醤油を作るくらいの水は井戸を掘っていれば出たので
は有りませんか。
蛙子池 (野田)
2014-04-13 10:13:54
よく名前は聞いていましたが見るのは初めてかも知れません。歴史の勉強にもなりました。
Unknown (なな)
2014-04-13 18:47:42
母の実家の醤油屋は、戦争中の統制で廃業したそうです。
私が物心ついた頃は、ただ、その工場跡といくつもの竃のある台所、そして大きな井戸がありました。
戦争ってなんだろうと、子供心に思った最初かもしれません。
でも、母からは、子供の頃に、醤油は残らないように、適量をお皿に取るよう教わりました。
野田さん (浜)
2014-04-13 19:02:45
肥土山の農村歌舞伎は320年余続いています、凄いでしょう。
今年も5月5日に行われます、玄人裸足のようですよ。
詳しくはブログ小豆島に集まれ、たくさんの笑顔たちを
開いて見て下さい。
ななさん (浜)
2014-04-13 19:03:43
失礼しました,御免なさい。

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