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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

マングローブ

2008-04-22 | 研究ノート
・朝から講義準備。今週も使える時間は意外と少ない。9時半ごろからLさんとGさんとのマングローブ会談。当方のモデルパートの説明はまだまだ不備がありそうで、宿題となる。イントロにはこちらで注文を出し、それぞれに宿題を抱えて終了。

・原田光著の「林木の集団遺伝学入門」は内容がコンパクトにまとまっていて、テキストとしてはぴったり。というか、改めて読むと当方が勉強になる。やはり、林木での例が挙げてあると、具体的なイメージができる。

・飯島くんからトドマツ交雑試験の再解析結果(途中経過)が届く。親の平均値からの有意なズレはDBHのみで認められる(遠交弱勢)。ほとんどの形質は平均値と有意に変わらないという結果なので、「雑種強勢は起こっていない」ということだけは確実にいえそうだ。集団間交雑で雑種強勢が起こったとする論文をよく読んでみることにしよう。