・アオキの人工受粉2回目。昨日の霧雨でまたもや交配袋の中に雨が入っているものがある。枝がしなると交配袋の口が上を向き、そこから水が入ってしまうようだ。袋を取り外すと、個体によっては、既に花の時期が終わっているらしきものもある。全体的にあと1週間ほどで開花期は過ぎ去るのではないだろうか。前回、つぼみが多かった個体を中心に、2回目の人工授粉。

・母樹として任意に選んだ6個体のハプロタイプをYさんが調べたところ、なんと2個体がlocalではないことが分かった。既に、ここでもnon-localが入っていたわけだ。幸運だったのは、結果的にlocalとnon-localの正逆の人工授粉ができたことである(まだまだ油断は禁物だが・・・)。もう一つ幸運だったのは、localとnon-localの開花期が確認できたことである。
・日当たりの加減などもあるのだろうが、アオキの開花期は個体によって、かなり異なる(1週間から2週間くらいか?)。しかし、少なくとも同所的に生えていたlocalとnon-localではどちらかが極端に早い(あるいは遅い)ということはないようだ。つまり、生殖隔離などがなければ、両者が交雑するチャンスはある、といえそうである。
・しかし、localとnon-localは見た目では分からないものだ。実は、母樹のうちの1個体である斑入り個体がnon-localではないかと疑っていたのだが、これは自生タイプであった。別にnon-localが貧弱ということもなく、元気に育っているようである。長期生態系プロットの中にどのくらいnon-localな個体が入っていて、それらがどのように生育しているかを調べるだけでも面白そうである。

・母樹として任意に選んだ6個体のハプロタイプをYさんが調べたところ、なんと2個体がlocalではないことが分かった。既に、ここでもnon-localが入っていたわけだ。幸運だったのは、結果的にlocalとnon-localの正逆の人工授粉ができたことである(まだまだ油断は禁物だが・・・)。もう一つ幸運だったのは、localとnon-localの開花期が確認できたことである。
・日当たりの加減などもあるのだろうが、アオキの開花期は個体によって、かなり異なる(1週間から2週間くらいか?)。しかし、少なくとも同所的に生えていたlocalとnon-localではどちらかが極端に早い(あるいは遅い)ということはないようだ。つまり、生殖隔離などがなければ、両者が交雑するチャンスはある、といえそうである。
・しかし、localとnon-localは見た目では分からないものだ。実は、母樹のうちの1個体である斑入り個体がnon-localではないかと疑っていたのだが、これは自生タイプであった。別にnon-localが貧弱ということもなく、元気に育っているようである。長期生態系プロットの中にどのくらいnon-localな個体が入っていて、それらがどのように生育しているかを調べるだけでも面白そうである。