・昨日の雪はたいしたことがないという話だったので、予定通り、13林班に樹冠調査と新個体群のサンプリングに行く。土木さんが林道を再度除雪してくれたので、舗装道路よりもよほど走りやすくなっている。本当に有難い!13林班では、休憩バスに車を停めて、そこからは湿地林まで歩き。ピンと張り詰めた空気の中、ダケカンバの大木は威勢堂々たる風格をしている。

・麓郷地区から調査地方面を見上げたときには吹雪いている様子だったが、現場に行くと存外風もなく、むしろ晴れ上がってきた。むろん、外気温は寒い。寒い証拠に、”ダイアモンドダスト”が美しく輝いている(写真だとなかなか伝わらない、残念・・・)。

・霧氷をつけた木々の冬芽も陽に照らされるときれいである。湿地林の樹冠長(4方位)と樹高測定では、土木生産係の皆さんに手伝ってもらい、樹冠測定3名と樹高測定2名、野帳1名の6名体制で測定開始。当方はあぶれてしまったので、写真を撮ったり、なんかウロウロしていた(本当は個体探しをする予定だったのだが、みんなのスピードが速すぎて必要なかった)。

・パワープレイの息が合ってくると、調査はさくさくと進み、1時間強であっという間に完了(土木生産係の皆さん、有難うございました!)。時間を見るとまだ10時半である。午後からやる予定だった、新個体群のサンプリングの作戦を変え、いったん、ナンバリングとDBH測定、GPS座標取得を行う。車までぐるりと回るコースで、ちょうど12時すぎに終了。

・天気も穏やかなので、Tさんと二人、外で弁当を食べようということになる。途中までは良かったのだが、徐々に寒さが身にしみてきて、「ううっ、寒!」。なんかシャリシャリするなと思ったら、ご飯が凍っているではないか。車に戻ってみると外気温はマイナス11度。やはり、この時期の外食(?)は無理であった。
・午後からサンプリング。既に個体を決めているので、今度はカマつき樹高棒でサンプリングしてもらって、それを袋につめるだけ。冬の調査のよいところは足跡が残るところで、どのように動けばいいかがはっきり分かる。結局、アカエゾマツ20個体を2周したわけだが、こちらの方が効率的であった。花芽を見るために少し高い枝も落としてもらう。うん?これは雄花ではないだろうか、とするとこれは雌花か?27cm程度の個体でも花芽らしきものがついているので、これが本当に花芽ならば期待できそうだ。
・帰ってきて、サンプルの整理と調査データの入力。こういうの早くやらないと忘れてしまうんだよね。花芽らしきものをカッターで切ってみる。しかし、”花芽らしきもの”は小さくて、本当に花芽なのかどうかがなかなか判断できない。やはり実体顕微鏡が必要である。とりあえず、水挿しして、来週にでももう一度解剖してみることにしよう。研究のためだけでなく、苗木生産にとっても、今年の”アカエゾマツ豊作”には期待したいところなのである。

・麓郷地区から調査地方面を見上げたときには吹雪いている様子だったが、現場に行くと存外風もなく、むしろ晴れ上がってきた。むろん、外気温は寒い。寒い証拠に、”ダイアモンドダスト”が美しく輝いている(写真だとなかなか伝わらない、残念・・・)。

・霧氷をつけた木々の冬芽も陽に照らされるときれいである。湿地林の樹冠長(4方位)と樹高測定では、土木生産係の皆さんに手伝ってもらい、樹冠測定3名と樹高測定2名、野帳1名の6名体制で測定開始。当方はあぶれてしまったので、写真を撮ったり、なんかウロウロしていた(本当は個体探しをする予定だったのだが、みんなのスピードが速すぎて必要なかった)。

・パワープレイの息が合ってくると、調査はさくさくと進み、1時間強であっという間に完了(土木生産係の皆さん、有難うございました!)。時間を見るとまだ10時半である。午後からやる予定だった、新個体群のサンプリングの作戦を変え、いったん、ナンバリングとDBH測定、GPS座標取得を行う。車までぐるりと回るコースで、ちょうど12時すぎに終了。

・天気も穏やかなので、Tさんと二人、外で弁当を食べようということになる。途中までは良かったのだが、徐々に寒さが身にしみてきて、「ううっ、寒!」。なんかシャリシャリするなと思ったら、ご飯が凍っているではないか。車に戻ってみると外気温はマイナス11度。やはり、この時期の外食(?)は無理であった。
・午後からサンプリング。既に個体を決めているので、今度はカマつき樹高棒でサンプリングしてもらって、それを袋につめるだけ。冬の調査のよいところは足跡が残るところで、どのように動けばいいかがはっきり分かる。結局、アカエゾマツ20個体を2周したわけだが、こちらの方が効率的であった。花芽を見るために少し高い枝も落としてもらう。うん?これは雄花ではないだろうか、とするとこれは雌花か?27cm程度の個体でも花芽らしきものがついているので、これが本当に花芽ならば期待できそうだ。
・帰ってきて、サンプルの整理と調査データの入力。こういうの早くやらないと忘れてしまうんだよね。花芽らしきものをカッターで切ってみる。しかし、”花芽らしきもの”は小さくて、本当に花芽なのかどうかがなかなか判断できない。やはり実体顕微鏡が必要である。とりあえず、水挿しして、来週にでももう一度解剖してみることにしよう。研究のためだけでなく、苗木生産にとっても、今年の”アカエゾマツ豊作”には期待したいところなのである。