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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

新年早々

2008-01-04 | 研究ノート
・昨晩、たまったメールを開けると、FEMから地がき論文の審査結果が送られてきていた、10月17日投稿なのでかなり早い返答に入る部類だろう。それはよかったのだが、結果は何とUnacceptableであった。昨夜は頭が真っ白になって何も読めなかったのだが、冷静にコメントを読んでみる。1箇所はミスリーディングされてしまったようだが、そのほかはむしろきちんとした指摘である。どちらかというと、よく読んでもらっていると考えた方が良さそうだ。

・解析やデータの取り方自体に対する根本的なコメントが多く、簡単には答えられない。後半には、この知見はリージョナルな森林管理には役立つと思うが、Publicationには、新規データの取得や再解析やなど、抜本的な改訂が必要となっている。これは、本来、メジャー・リビジョンの範疇ではなかろうか、とも思うんだが・・・。

・Iくんと電話会談。これらの指摘を検討せずに他の雑誌に投稿したところで、やはり厳しいかもしれないということで、思い切って再調査を行うことに。やはり現在の成木のデータと環境のデータを追加するしかない。幸い、施業が近くで行われているので、冬季にしてはアクセスが良さそうだ。不幸中の幸いである。いきなり厳しい展開だが、こんなことで負けてたまるか。投稿論文執筆講座をやっちまった手前、この論文を落とすわけにはいかんのである。結局、体力勝負になりそうだが、頑張るしかない、のである。