・明日からのD論審査に備えて東京入り。例によって、機内で論文修正作業。誰もいない空間よりも、少しだけざわざわしている、こうした空間の方が不思議と集中できる。さて、いきなり先制パンチをくらった地がき論文だが、修正方針を変更することになった。よくよく考えてみると、今から現地調査をしても、高標高域では風害によって既に上層木が壊滅的になくなっているので、当時の状況は全く再現されない。外挿した3サイトだけでも、現在の毎木データに差し替えようかと思ったのだが、肝心の3サイト中2サイトが問題の高標高なのでこれも難しい。
・審査で指摘されたように、積雪、光条件などのサイトの環境に関する実データを取得することは確かに重要なのだが、更新当時の条件を再現することはやはり難しい(これは執筆当初にも検討していたんだった!)。取得して意味があるのは、気温や積雪などの標高とパラレルで年次変化があまりないようなデータだとすれば、むしろ既存研究の引用でマテメソと考察で触れるのがいいような気がしてきた。第一、詳細な環境データを取り、環境と更新の関係を調べるとすると、もはや別の研究になってしまうわけで、そもそも、今回はかなり記載的な内容だった(はずである)。
・というわけで、審査結果のうち、取り入れられるところとそうでないところを峻別しつつ、文章の中で修正できるところから修正していく。指摘事項をよく検討すると、タイトルが内容と合っていない気がしてきたので、まずはタイトル変更から検討。さらに、種多様度の解析と考察は思い切って削除する方針に変更。考察の順番も”論文の売り”が微妙に変化するのに合わせて、大きく入れ替えてみる。しばらく格闘した後、一応、”出来た!”と思われたので、Iくんに送信。
・年末にHくんから択伐林におけるトドマツ更新動態に関する修正原稿が送られていたので、こちらも一気に修正を加える。前回の修正原稿と査読結果はよく読むと、こちらの不手際もあったようで、まだまだ修行が足りないと実感。今度こそ、かなりいい感じに修正できた、と思えたので、いったん本人と共著者に送信。
・と、そろそろ森林学会の学術講演集の申し込み時期になってきたので、バタバタと作成してみる。こちらはまだまだだが、早めに準備しておかないと慌てることになりそうなんで・・・。新年早々、何やら慌しい。
・審査で指摘されたように、積雪、光条件などのサイトの環境に関する実データを取得することは確かに重要なのだが、更新当時の条件を再現することはやはり難しい(これは執筆当初にも検討していたんだった!)。取得して意味があるのは、気温や積雪などの標高とパラレルで年次変化があまりないようなデータだとすれば、むしろ既存研究の引用でマテメソと考察で触れるのがいいような気がしてきた。第一、詳細な環境データを取り、環境と更新の関係を調べるとすると、もはや別の研究になってしまうわけで、そもそも、今回はかなり記載的な内容だった(はずである)。
・というわけで、審査結果のうち、取り入れられるところとそうでないところを峻別しつつ、文章の中で修正できるところから修正していく。指摘事項をよく検討すると、タイトルが内容と合っていない気がしてきたので、まずはタイトル変更から検討。さらに、種多様度の解析と考察は思い切って削除する方針に変更。考察の順番も”論文の売り”が微妙に変化するのに合わせて、大きく入れ替えてみる。しばらく格闘した後、一応、”出来た!”と思われたので、Iくんに送信。
・年末にHくんから択伐林におけるトドマツ更新動態に関する修正原稿が送られていたので、こちらも一気に修正を加える。前回の修正原稿と査読結果はよく読むと、こちらの不手際もあったようで、まだまだ修行が足りないと実感。今度こそ、かなりいい感じに修正できた、と思えたので、いったん本人と共著者に送信。
・と、そろそろ森林学会の学術講演集の申し込み時期になってきたので、バタバタと作成してみる。こちらはまだまだだが、早めに準備しておかないと慌てることになりそうなんで・・・。新年早々、何やら慌しい。