健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

骨粗鬆症の骨折

2012-12-06 08:30:49 | 研究
高齢者に多い骨粗鬆症は、骨がもろくなる病態です。つまずいて転ぶくらいの刺激で骨折しやすくなるのが特徴です。中でも、太もものつけ根付近などの骨(大腿骨頸部)が折れると、寝たきりをはじめ、不自由な生活の原因になりやすいことが知られています。多くの国々で高齢化が進む中、高齢者の骨折をいかに防ぐかが大きな課題になっています。骨の強さは主に骨密度(単位体積当たりの骨量)で決まるので、ある人が骨折しやすいかどうかを知るうえで、骨密度の測定が大切です。この骨折の危険因子に、糖尿病や肝臓病なども含まれているそうです。その他にも、ステロイド薬の使用や、大量の飲酒、喫煙などの生活習慣も危険因子になるそうです。ちなみに英国の研究結果です(MSN産経ニュース)。
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