健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

友達基準はメリ友

2012-12-13 08:30:49 | 日記
東京広告協会は、「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2012」で首都圏の大学生800名を対象に「友人関係に関する意識調査」を実施したそうです(インターネットコム)。その結果、授業の時だけ一緒にいる「授業友達」や、テストの時だけ連絡を取る「テスト友達」など、自分にとって都合のよい「メリット友達(メリ友)」を確保していることがわかったそうです。親友と呼べる友達がいるかの質問には、大学生の89.9%が「いる」と回答し、親友の平均人数は約5人。さらに、最近1年間で友達とケンカ(口論を含む)をしたことがあるかの質問には、72.5%が「全くない」または「あまりない」と回答。この結果から、親友はいるものの、なるべく揉めごとは避け、ある一定の距離感を保って友人関係を構築していることが伺えると。また、今話題の「おひとりさま」行動をやったことがあるかの質問で、「ひとり○○」に対する経験はかなり高い数値に。「おひとりさま」行動しているときに、さびしい気分になるかの質問では、大学生の67.3%が「寂しい気持ちにならないことが多い」と回答。その理由を聞いてみると、「携帯電話、スマホ等がそばにあるから」が61.5%、「自分と同じようなおひとりさまをみかけるから」が55.1%、「SNS を通じて友人の状況等を把握できるから」が40.5%という結果に。この結果から、スマートフォンで SNS を開くことで、友人と常につながっている感覚をバーチャルに得ていることが、「おひとりさま」行動を加速させていると考えられるようです。こrで未来の日本社会は成り立つものでしょうか。少し不安ですね。
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