健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

iPS細胞で不整脈の再現

2012-12-02 08:30:09 | 研究
体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞から心臓の筋肉の組織を作り出し、脈の打ち方が異常に速くなる不整脈を再現することにが成功したそうです(NHK NWESWEB)。まず、iPS細胞から心臓の筋肉の細胞を作り出し、直径12ミリほどの円形のシート状に培養したそうです。そして、電気的な刺激を加えたところ、規則正しく収縮を繰り返していた心臓の筋肉が不規則に収縮し始め、不整脈が起きたときと同じ状態を再現できたということです。ヒトの心臓の筋肉の組織で不整脈を再現できたのは初めてで、新たな治療薬の開発などに役立つことがと期待されています。
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