健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

2型糖尿病の3歳女児

2015-10-14 08:30:14 | 研究
体重35キロの3歳の女児が、生活習慣に深く関連しているとされる2型糖尿病と診断された事例が、European Association for the Study of Diabetes(EASD)の年次総会で発表されたそうです(AFPBB NEWS)。女児は、成人に多く見られる2型糖尿病の患者としては世界最年少の一人だそうです。著しい体重の増加や多尿、喉の渇きといった典型的な糖尿病の症状がみられたため、女児は米国Texas州の小児科病院を受診。幼少期に診断されることが多い、1型糖尿病やその他疾病は陰性だったそうですが、成人により多く見られる2型糖尿病と診断されたというもの。2型糖尿病の要因は、運動不足や過体重など生活習慣に深く関わっていると考えられています。出生体重は3.2キロと標準的だったが、受診した際の女児の体重は、同年齢の幼児の平均体重の約2倍、11歳児の平均体重とほぼ同じだったそうです。幼児の食生活を調べた結果、カロリーや脂肪分の取りすぎなど、家庭の栄養管理に問題があることが分かったとも。
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