体内を流れる微弱な電流を使って動く人工網膜向けの素子が開発されたそうです(日本経済新聞)。電池が要らないため、人工網膜の小型化が可能となるそうです。開発した素子の大きさは縦、横3.5ミリで厚さ1.2マイクロメートル。光を当てると銀のワイヤが伸び、電極間をつないで電流が流れるそうです。体内の微弱な電流で作動し、人工網膜に使えば電池が不要になるそうです。網膜色素変性症や加齢黄斑変性など、目に入る光を電気信号に変えられなくなる網膜の病気の患者が使えば、視力をある程度補える見込みだそうです。すごい技術ですね。
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