健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

将来の喫煙者は減少?

2013-08-24 08:30:02 | 研究
将来、たばこを吸うと思う」という児童や生徒は12年前に比べると3分の1以下に減っていることが分かり、文部科学省は「社会全体で分煙や禁煙の意識が高まっていることが背景にあるのではないか」と分析しているというニュースが報道されていました(NHK NEWS WEB)。文部科学省が小学校5年生から高校3年生を対象に6年に一度行っている調査で分かったものだそうです。去年12月、全国の7万5000人を対象に、たばこや薬物について尋ねたところ「将来、たばこを吸うと思う」と答えたのは、中学1年生の男子生徒が3.9%、高校3年生の男子生徒が9%など、いずれの学年でも6年前の調査の半分程度、12年前と比べると3分の1や4分の1に減っていたというもの。覚醒剤など薬物の使用については「絶対に使うべきではない」という回答がいずれの学年でも12年前より3ポイントから10ポイント余り高くなり、8割を超えたとも。文部科学省は「たばこや薬物の害についての教育に力を入れてきたほか、社会全体で分煙や禁煙の意識が高まっていることが背景にあるのではないか」と分析。また、麻薬に似た幻覚症状や興奮作用があり、若者の間で広がっている「脱法ハーブ」について初めて尋ねたところ、高校生では8割余りが「知っている」と答え、文部科学省は新たな薬物の害についても学校での取り組みを促すことにしているそうです。
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