メタボリックシンドローム対策を目指す特定健診・保健指導について、厚生労働省は健診の進め方などを盛り込んだ「標準プログラム」の改定案を公表したそうです(毎日新聞)。特定健診は40~74歳を対象に2008年度開始し、腹部肥満が生活習慣病につながるとして肥満対策を柱に、腹囲測定を始めました。実施を義務付けられている医療保険者が5年ごとに計画を策定するため、来年度に向け見直したというものです。現行制度では保健指導の対象は肥満の人だけですが、肥満でなくても血圧などが高めの人にも対応を求めたそうです。しかし、「(食事や運動など生活習慣の改善に)必要な支援を行うことが望ましい」とし、義務付けていないそうです。ちなみに、来年度から使用されるそうです。