健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

不規則な食事と体内時計

2013-01-05 08:30:06 | 研究
年末に報道されたちょっと気ななるニュースの2つ目は、食事と体内時計の関係に関するものです。年末年始は、忘年会や正月休みなどで不規則に飲んだり食べたりしがちですね。ですが、そんなことを続けていると、「時差ぼけ」みたいに体内時計が狂ってしまうかもというのです(朝日新聞デジタル)。といっても、もう体内時計がくるってしまったという人も多いのではないでしょうか。この研究は、米国カリフォルニア大サンフランシスコ校などのチームが米科学アカデミー紀要に発表したものだそうです。多くの動植物が持つ体内時計は、ほぼ24時間周期の生活リズムを作っています。毎日、同じ時間帯におなかがすくのは体内時計いに依存する部分も多い。ところが、本来寝る時間にだけマウスにエサを与えたら、PKCγと呼ばれる遺伝子の働きで体内時計が調整され、寝ているはずの時間に起き出すようになることがわかったというものです。規則正しい食事は、以前から大切であるうと言われていました。今回あらためて科学的データを持って指摘されたということでしょうね。
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