健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ゲーマーは外科医と同レベル

2012-11-22 08:30:27 | 日記
長時間ゲームをすることで培われる優れた手と目の連係スキルは、世界最先端のロボット手術ツールを使いこなす上で医師と同等であることが明らかになったそうです(MSN産経ニュース)。今回の研究では、ロボット手術で世界をリードするUTMBの研修医たちが、ロボット手術の20種類のシミュレーションテストで、米国の高校生および大学生と対決したそうです。テストに参加した高校生は、TVゲームを1日平均2時間プレイしており、大学生の中には1日4時間という人もいたそうです。彼らの手術スキルはUTMBの研修医たちと同レベルであり、場合によっては上回るケースもあったそうです。ただし、ロボットを使わない腹腔鏡手術のシミュレーションでは、当然ながらUTMBの医師チームに軍配が上がり、ここでは医師が面目を保ったそうです。ちなみに、大学生たちは高校生より2時間長くゲームをプレイしていたそうですが、ロボット外科手術のシミュレーターの操作スキルに関して、この時間差は特に大学生に有利な結果をもたらさなかったとも。
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