健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

チンパンジーも中年は・・・・・

2012-11-21 08:30:00 | 研究
「類人猿にも中年の危機」とする論文が発表されたそうです(MSN産経ニュース)。日本を始めとする各国のチンパンジーなどの類人猿を調べた結果、「中年」にあたる年齢で最も幸福度が下がっているとするデータが得られたというものだそうです。チンパンジーなど類人猿の個性について研究しているグループが、日本や米国などで飼育されているチンパンジー、オランウータン508頭を調査したそうです。人間から見た周囲との社交性や日常生活への積極性など、4項目から算出した数値を「幸福度」と定義し、それぞれの個体について担当飼育員2人にアンケートを実施した結果、寿命が50年前後とされるチンパンジーでは「中年」にあたる30歳前後の個体が、幸福度が最も低かったというのです。中年になると幸福度が低くなるのはヒト科の生物的な現象なのではないかとしています。
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