健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

アラニンとプロリン

2012-11-11 08:30:47 | 研究
アミノ酸素材「アラニン・プロリン高配合糖質混合物」を運動時に摂取した際に、長時間、血糖値と肝グリコーゲンを維持することで、持久力を向上する?そんな研究成果が発表されました(マイナビニュース)。アラニン・プロリン高配合糖質混合物は、体内でエネルギー源となる糖の産生に関与する糖原性アミノ酸であるアラニンとプロリンを高配合し、糖と組み合わせた独自配合のアミノ酸素材だそうです。長時間にわたって行うマラソンやサッカーなどの持久系スポーツでは、後半や終盤でのスタミナ切れや、いわゆる「バテ」を感じる主な原因として血糖値の低下があげられ、競技におけるパフォーマンスや成績に影響を与えることが課題とされており、血糖値を維持することの重要性や糖の摂取の必要性が指摘されているそうですが、これらのスポーツでは栄養摂取のタイミングが限られており、一度の摂取でより効果が持続できる素材が求められていたそうです。
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