健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

新たな運動基準・運動指針の策定

2012-11-09 08:30:49 | 研究
厚生労働省は、「運動基準・運動指針の改定に関する検討会」の初会合を開き、6年前にまとめた、生活習慣病の予防のための運動指針と、健康づくりのための運動基準を見直すための議論を始めたそうです(医療介護CBニュース)。子どもや高齢者、生活習慣病患者の身体活動などの科学的知見を基に議論を進め、今年度中に新たな指針と基準を取りまとめる方針だそうです。生活習慣病は死亡数の約6割、一般診療医療費の約3割を占めるそうです。また、介護が必要となった主な原因として、脳卒中や心疾患、糖尿病、呼吸器疾患、がんの疾病が3割超を占めるということです。健康づくりの運動が、これらの疾病の危険因子を減少させると考えられ、身体活動や運動に関する新たな科学的知見を運動指針・基準に反映させる必要性があるのは間違いありません。さて、どんな基準が示されるのか注目していきたいと思います。

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