GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

RICHIE KOTZEN~BOOTLEGGED IN BRAZIL~

2008年04月23日 23時43分41秒 | リッチー様
今日は大宮の本社でホーム長会議がありました。
毎度ながら気が引き締まる思いでした。

帰りにリッチー様のライヴ盤CDを買いました。
『RICHIE KOTZEN~BOOTLEGGED IN BRAZIL~』
発売のアナウンスが流れた頃はライヴDVDと言うことでしたが、実際は12曲のライヴCDと5曲のライヴDVDでした。

編成はトリオ。
『LIVE IN SOUTH AMERICA 2005』
『RETURN OF THE MOTHER HEAD’S FAMILY REUNION』
の時のメンバーは残っておらず、またも変わっております。

JOHNNY GRIPARIC:BASS
DAN POTRUCH:DRUMS

ベーシストは以前、SLASHのSNAKE PIT(2nd)に参加していた人物らしい。
ドラマーはL.A.でセッション・ドラマーとして活躍している人物らしい。

個人的には『LIVE IN SOUTH AMERICA 2005』のメンバーよりは遥かに良いと思います。しかし、アトマ&T.M.スティーブンスの強烈なグルーヴ隊と比べてしまうと…やっぱりもの足りなさは感じます。

そして遂に吉本興業のレーベルから出ましたね。
メンバーもレコード会社も固定出来ず…これならいっそうのこと、オリジナルレーベルのみでリリースすれば良いのに。

リッチーの歌&ギターの上手さはガッツリ堪能出来ます。
大好きな『WAVE OF EMOTION』『SLOW』の曲が1曲もないのは淋しいところですが、全体的にバランスの良い選曲ではないでしょうか。

それにしてもこのジャケットはないよね。
西新宿に普通に並んでいそうな感じじゃん。
自ら『BOOTLEGGED~』ってタイトルを付けてしまうセンスも理解出来ない。
DVDは…オフィシャルなのにブートレッグ並の最悪なカメラアングル(それもほぼ1カメ)『LIVE IN SOUTH AMERICA 2005』に比べればとても良いけれど、ぶっちゃけプロが撮った映像とは到底思えません。

客席にはビデオカメラやデジカメを構えた客がわんさかいるし、照明もかなりお粗末なものだし。折角、腕の立つメンバーを集め、最高のパフォーマンスを披露しても、ある程度の環境が揃ってなければ良い作品は出来ないよね。
だって作品がリリースされる前からYouTubeではこのライヴのオーディエンス映像がたくさん流れていたし。
せめて、ライヴ盤リリースすることが決まっていたなら、客に音源や画像を撮らせるべきではないでしょ?

リッチーは世界で一番好きなアーティストだけど…リッチーの曲やプレイがどんなに最高であれ…リッチーの姿勢こそが『BOOTLEGGED』って言葉にフィットしてしまった感があります。

もしかしたら、リッチーはビジネス化した音楽業界にアンチテーゼを持っているのかもしれません。けれど、どうせ作品を出すならやっぱり最高の形で出して欲しいと思います。
この世界にリッチーほどの才能を持ったアーティストはそうはいないと思います。
だからこそ、今のリッチーに歯がゆさを感じてしまうのです。

誤解のないように付け加えておきますが、このライヴ・アルバムでのリッチーのプレイは本当に最高です!
今年こそは来日して欲しいですね!
コメント (7)
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