一生

人生観と死生観

お釣りの人生

2009-07-21 17:14:56 | 哲学
7月21日 曇り後雨
 歳を数えることを止めようと思った私だが、頼まれて地元のある福祉団体の理事を務めることになったとき、健康との関係で少し心が揺れた。あまり難しいことや体力を使う仕事はできないといって断るつもりだった。話を聞けばそれほどのことはないらしいから断る理由がなくなり、お釣りの人生だからと引き受けた。
 福祉は働く人に使命感があるかないかで大いに結果が違ってくることは、前に理事を務めた団体の経験で分かっている。最後は金の問題でなく、人の問題なのだ。役人はそれがよく分かっておらず、しばしば机上プランを作るので問題なのだ。人はパンのみで生きるものでない存在だから、その心を鼓舞する方法が要るのである。さあどうするこれからの歩み。ただ、あまり現場に近付こうとしても限度があるから、その辺は常識判断であろう。