一生

人生観と死生観

新しい地平線

2009-07-10 19:53:01 | 哲学
7月10日 曇り後晴れ
 年をとればものぐさになる。身体も動かないし、頭も働かない。しかしそのままでおれば人生の目標はなくなり、その人の一巻の終わりになる。
 福音は人を生かす。この世のいのちを超えたところのいのちが働く。みたまが人間の思いを超えて、使命を授ける、聖書はそういう教えを説いているのである。キリスト信仰者矢内原忠雄先生の生涯は勇ましいものであった。この前もあるところで信仰とは関係のない場で、ある人から東大の教養学部の理念の形成に矢内原の大きな貢献があったことを聞かされた。
 されば私も新しい職を委嘱される立場になれば、やはり前向きに進むであろう。ただ今の世の中軽率な判断は禁物。実態を見極めて事を運ぶほかない。