
夕暮れ時の海辺の家族を描きました。
本作も、youtubeにアップされていた柴崎春通先生の
「夕暮れの渚の風景」から刺激をいただきました。
映し出される鮮やかさ、そして先生のマジシャンのような筆さばきに見とれ、
数十回は反復して見たでしょうか。
先生のデモでは犬を連れた少年でしたが、上掲のような家族の風景にしました。
子供夫婦と孫をイメージしたものであります。
[補記]
(コロナ関連)
(故野村克也監督の「不思議の勝ち」と山中伸弥教授の「ファクターX」)
コロナでお亡くなりになった方の数が、日本では少ないことについて、
国の内外から不思議がられているようです。
山中伸弥教授は、そこには何かの理由があるはずとされ、
それを「ファクターX」と呼ばれ、いくつかの候補を例示されています。
先生グループとしては、そのなかの一つ“日本人の遺伝的要因”について、
iPS細胞を使っての研究を開始した、とご報告されています。
ほかの多くの方々も、この「何故だろう」の解明のため、
国民の民度論をはじめ、それこそいろいろな角度から検討を始められたようです。
5.25付拙ブログで述べましたように、本件勝ち負けで論じるテーマではありません。
あえて故野村克也監督の
[勝ちに不思議の勝ち有り 負けに不思議の負けなし]
との名言を、勝手ながらの趣意から適用させていただけば、
今まさに、前半の「不思議の勝ち」の解明を
多くの方が始めていただいた、ともいえましょう。
普段は精々冑の緒を締めるぐらいですが、
今回は一歩進んだ社会現象で、
実に素晴らしいことだと思います。
勿論、政府・自治体なども虚心に検討され、
その結果を今後の施策にいかしていただきたいと思います
沈みゆく太陽、それを受けての空・海の広がり、色合い、素晴らしいですね。
夕日に向かう家族の後ろ姿と、海面に映った影が平和の象徴のように感じます。
コロナ、まさに色々な分野に渡り、良いところ、改善すべきところを良く分析し今後に生かして欲しいと思います。
ジイ・バアが精一杯力を出して子供を高く釣り上げる姿は実体験を彷彿とさせてくれます。
対コロナ、「不思議な勝ち」が確定し、民族の誇りにつながることを期待してしまいます。