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古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

我が家の胡蝶蘭 今年も揃い踏み(トランプ返り咲きから3ヵ月)

2025-04-28 06:59:47 | 写真
我が家の胡蝶蘭は今年も揃い踏みいたしました。
毎年感じるのですが、4種類のうち、同じ種類のものは、
同じ時期に花を咲かせ、同じ数だけの花をつけ、同じ時期に枯れていき
・・・本当に「種」の不思議さを実感します。
これから半年近く癒してくれることでしょう。

拙ブログ、記事、補記ともにしばらくお休みをいただき、
5月26日(月)に再開する予定です。

これまでの間、下の補記は適宜加筆致します。


【補記】
「トランプ返り咲きから3ヵ月」(所見)

TVでは連日トランプのことが報じられています。
NHKはじめ日本の既存メディアは、
アメリカ民主党バック勢力から、強烈かつ雁字搦めのコントロールを受けているため、
彼への批判的なものが圧倒的に多いようですが、それでも話題にせざるを得ないくらい、
その頻度においてはどんな大スターも顔負けするほどで、その存在感たるや凄まじいものがあります。
私は、2,020選挙時、民主党側の大規模・組織的な不正行為によりトランプが苦杯をなめたころから
アメリカ大統領選挙に関心を持ち始め、その後もフォローしてきました。
今回再登場から3ヵ月が経った今の時点で、とりあえず感じていることを記しておきたいと思います。

まずは、民主党バイデン政権下では、強烈な言論統制などにより、
アメリカから民主主義が消えてしまうのかと懸念していましたが、
アメリカ国民は圧倒的な支持のもとトランプを選びました。
この、既存メディアの狂ったようなバイデン一択・トランプ排除報道にもかかわらず、
アメリカ国民は、そうです、アメリカ国民がトランプを選んだ、というところが極めて大事で、
正にすんでのところで民主主義は生き残ることができました。
及ばずながら、不肖 この翁めも安堵するとともに、彼トランプを選んだアメリカ国民を見直した次第です。

そのトランプの施策は “MAKE AMERICA GREAT AGAIN”を地でいっているようです。
その手法は、大胆かつ大変に計算されたもので、日本への要求なども多面にわたり、かなり厳しいものになりそうです。

以下の順序ですすめます。

1.グローバリズムの排除
2.中国覇権の拒否
3.「公約」の遵守
4.ウォール街への配慮
5.日本にとってのトランプ政権

1.グローバリズムの排除
アメリカは独立以来、大統領選挙は共和党と民主党との戦いであったといわれます。アバウトにみれば
共和党が、アメリカ国民中心に考え各州や労働者などボトム重視の政党であるのに対し、
民主党は、大企業中心、世界は一つの方がカネ回りが良い、とするトップからの権威志向の政党であるとされ、
今回の政権交代も、この歴史的な流れそのままの1コマとされます。

トランプは就任直後から3ヵ月という短期間の間に、イーロン・マスクの主導でUSAID(アメリカ国際開発局)を解体しました。
バイデン民主党のグローバリズムの中核・DS(デイープステート)の巣窟だった政府機関の排除です。
先ずは政治的なグローバリストの排除ともいえます。
日本のTVでは、これらマスクの行動により戸惑う職員の姿などが報じられていましたが、
その真意・本質はDSの排除です。
そしてこれらのことを日本のNHKなどは報じません。
いや、締め付けで報じられない状態が今でも続いています。

これからは経済的なグローバリストに立ち向かうとされます。
大統領選挙戦の途中だったと思いますが、
トランプ陣営から「アメリカの悪は1,913年に始まる」と発せられたことがありました。
1,913年は連邦準備制度(FED)と所得税が始まった年であり、
国民からの経済搾取という悪はここから始まったとするものです。
つい先日FRB議長の人事を巡るトランプの発言が報道されていましたが、
これからの新しい経済秩序がどうなるのか、注目されるところです。

2.中国覇権の拒否
トランプの、中国の覇権は許さないとする姿勢は強烈なようです。
まず高関税の主対象は中国であり、米国の“いいとこどり”をして力をつけてきた中国を狙い撃ちしています。
この“ボディーブロー”は、レーガン政権のとき、ソ連に経済戦争を仕掛け、
ソ連崩壊に追い込んだことを思い起させます。

将来をにらんだAI競争の分野でも米中間の競争は熾烈を極めていると。
後述する「スターゲート・プロジェクト」も、AI分野で中国に覇権を渡さずアメリカが主導せんとする事業ですし、
将来のAGI(汎用AI:様々な知的課題を解決できる人間同様の知的能力などをもつ)分野では、
その人工頭脳のモデルの作成を中国にリードされてはならず、
そこはアメリカが主導するとし、ひとかたならぬ力を傾注してているようです。
その開発の中心人物もイーロン・マスクである、と。
彼マスクとAGIと日本(真言密教)の関係についての、山口敬之氏の大変貴重な解説は後述します。

パナマ運河やグリーンランドの件も唐突に聞こえましたが、
真の狙いは中国の覇権を抑え込む一環である、と。
もともとアメリカが開発し運営していたパナマ運河は、パナマに返還後、入り口も出口も中国に抑えられてしまい、
またグリーンランドも、その地下に眠るレアーアースと北極海ルートへの中国の進出を押さえるためとされます。
更にはウクライナの地下資源であるレアアースの確保にもアメリカは手を伸ばしていますが、
これもレアアースをほぼ独占的に保有する中国へのけん制の意味もあると。

中国についでカナダやメキシコへの関税も高かったようです。
これも日本ではほとんど報道されていませんが、
中国がカナダ、メキシコ経由でアメリカへ輸出しているためといわれています。
そのなかでもカナダ、メキシコ両国は、中国産のフェンタニルというアメリカを蝕んでいる麻薬ルートに
もろに当たるからとされています。
ここ数年、10万人を超す死者が出るほどの危険極まりない薬物です。
この麻薬もバイデン政権下では野放図にアメリカに入ってきていました。

3.「公約」の遵守
トランプの発言は一見突拍子もないことのように聞こえることもありますが、
彼は大統領就任時に公約したことを忠実に実行に移しているようです。
[不法移民問題]は、就任直後から、
バイデン時代野放図に入国させていた1千万人を超える者たちへの措置を取り始めました。
[製造業の復興]は正に今、関税で行っています。
アメリカの製造業は、気が付けば軍事産業と半導体ぐらいしか優位なものは無くなり、
トランプはここに危機感を抱くとともに、
国力の基本は、実体のない(みえない、伴わない)カネではなく、
地道ながらも基本的な製造業も大事にしようということのようです。

[脱二酸化炭素の停止][石油の活用再開]は、
トランプによれば、もともと環境問題や温暖化の“原因”に関わる諸問題は、グローバリスト達によって勝手に理論づけられ、
彼らの利益のため強引に推進されてきたテーマであるとし、
アメリカはこれに従わない、としているのです。
こんなことができるのもトランプぐらいでしょう。
[LGBT](性的少数者)[DEI](多様性・公平性・包括性)については、
それぞれの立場を尊重しながらも、基本的・常識的範囲でこれを逸脱するものは否定し政策に移しているようです。
なお、現トランプ政権の主要閣僚の中にもLGBTの人がいるとのこと。

[WHOの脱退]も公約通り実行しました。
脱退理由を推測するに、WHOが特定集団の利益中心主義に走っていることへの不信感があるのでしょう。
コロナでのパンデミックでWHOやアメリカ国立感染症研究所などのことが明らかになり、
かつバイデン政権末期、ファウチに対し、まだ起訴もされていないのに
“予防的恩赦”という訳の分からない特典を与えたりしました。
国民の健康はこれらの組織には任せられず、自国のきちっとした組織で守るとの姿勢の表れだと思われます。
日本ではなかなか報道されませんが、
国連・WHOは、新たなパンデミック条約を検討中とかで、
この条約では各国の大事な権限を国連に大幅に吸い上げてしまう方向だとか。
ケネデイー保健福祉長官の動きが、今のところ見えていません。
これからかもしれませんが、上のパンデミック条約にみるように、
この厚生部門(医療・薬事・食品安全)は闇が深いようで、これらが関係しているのかもしれません。

[ガザの停戦][ウクライナの停戦]については、それぞれ努力中というところでしょう。
相手があることに加えて、あとに述べるようにただ単に停戦だけでなく、
アメリカの利益も合わせ追求しながら進めるのがトランプ流だといえるようです。
[海外米軍基地でのアメリカの負担軽減]についても、
すでに関税などの交渉と絡んだ形でNATOや日本などへの要求が取り沙汰されています。

このようにトランプは、
“国民に公約したことは守る”という政治家としての基本中の基本を大事にしているようです。
しかも既存メデイアの猛反対の中、自分の信念をもって、アメリカ国民に原点をおいて、です。

一方残念ながら、石破氏はどうか。
彼の、過去に自分が言ったことと、今言っていることとの矛盾、
あるいは、自分が言っていることと、自分がやっていることとの矛盾、
これらは明らかに矛盾だらけです。

にも拘らず、自分が常態的に犯しているこれら矛盾に、彼くらい無頓着な政治家もめずらしいと思います。
無責任の権化みたいな人物で、首相の職務はおろか、一種の人格破綻、人間失格レベルでは、とすら・・・。

4.ウォール街への配慮
トランプ政権の再始動に際し、ある面では敵に回すおそれのある“国際金融筋”はどう動くのか、
あるいはトランプは彼らにどういう配慮をするのだろうかと気になっていたところですが、
これについて林 千勝氏はyoutube(有料講座の一部を一般公開)の中で
[(ユダヤ大資本中心の)ウォール街とのグレートデイ―ル]として次のように挙げられていました。
アメリカ国内の企業や国民相手には[大減税]や[大規模規制緩和策]を打つだろうと。
これについては藤井厳喜氏も触れておられ(藤井厳喜氏著「フォーキャスト2025」)、
これらの施策により、国内経済を効率化させ、生産性をあげ、雇用を生む、と。
さらに藤井氏は、トランプの夢は、“・・・例えば高卒で製造業に従事し、定年まで働く。
それで1戸建ての住宅が持て、子供が望めば大学進学もできる。
これこそが20~30年前にはあった典型的なアメリカンドリームで、
そういう時代に復活させよう、というのがトランプの悲願だ” 。と(同著から)

イーロン・マスク主導の[スターゲート・プロジェクト]は、
アメリカ主導でAI技術のインフラを整備し、AIの研究や活用を支える環境を整備する事業とのこと。
このプロジェクトには総額77兆円規模の資金が投資され、ウォール街へ。

[グリーンランドの資源獲得][ パナマ運河の権益確保] も
先に中国の覇権拒否のところでみましたように安全保障の分野であるとともに、
経済活動の幅を広げることを意味します。
また[ウクライナのレアアース]も同様、経済活動でありますし、
[ガザのリゾート化・石油資源]も経済の側面がしっかり付いてまわっています。

[海外米軍基地でのアメリカの負担軽減]については、これによりアメリカの負担は減るでしょうが、
それを代替する日本などの国は、GDPのパーセントレベルで増やすこととなりそうです。
GDPそのものが大きい日本などは相当な額(場合によってはアメリカが負担していた以上の金額)を
ウォール街に差し出すことになるかもしれません。
藤井厳喜氏は、日本はアメリカのアイアンドームというミサイル防衛システムの導入を勧めておられます。
貿易を均衡させ、トランプに文句をいわなさせない側面だけでなく、
これからの中国をはじめとする国々への画期的な抑止力になりうると。

5.日本にとってのトランプ政権
アメリカがトランプの再登場により、自国第一主義に大旋回している時、
日本では、バイデン・岸田のグローバリズムを引きずり、
しかも加えて、中国寄りの石破政権が誕生してしまいました。
自民党は先の総裁選挙で、同盟国アメリカではトランプの再登場が確実視されているなか、
何と“安倍派はずし”という愚に走りました。
結果、衆院選で惨敗、にもかかわらず、敗戦の責任もとらずの石破政権、
そしてそこにトランプの再登場です。
首脳同士の会話も、周回遅れの石破氏では到底無理というもの。

アメリカはもろもろの分野で遠慮会釈なく要求してくると思われます。
どんな要求になるのか、あえて無理筋覚悟で態様別に分ければ次のようになるかもと。

◇トランプ・アメリカの貿易赤字を減らし製造業の復興に寄与する分野
(関税を巡り今まさに交渉が始まったばかりの分野)

◇トランプ・アメリが主導しこれに協力を促す分野
(ウクライナやガザ復興など)

◇トランプ・アメリカが日本に乗り込みアメリカの利益を得ようとする分野
(農業などはどうか)

◇トランプ・アメリカが手を引き日本に肩代わりを促す分野
(WHOへの更なる資金提供などが考えられるが、
すでに中国寄りとされるWHO、それに反対するトランプ、
という構図の中で日本の立ち位置は??)

◇日本がこのままグローバリズムの流れに入り込み過ぎたときは、
テーマによってはつぶされることがあるかも

◇日本が中国に入りこみ過ぎたときは、日米同盟への大きなダメージを受けるかも
(特に経済面はある程度許容範囲があるにしても、政治・外交的面で中国へ傾斜しすぎると、
安保・防衛面での反動は取り返しがつかなくなることも)


◇グレーゾーンの汚れ役もあるかもしれない
(エボラ出血熱研究への日本の対応を林氏は懸念されている。
トランプが意図的かどうか、日本の国立感染症研究所とアメリカの研究所、WHOとの関りなど詳細は不明)

先に触れましたようにアメリカでは、人間同様の知的能力などをもつAGI(汎用AI)研究が行われています。
山口敬之氏出演のYoutube(「松田政策研究所チャンネル」特番2,025.4.26アップ)によれば、
そのアメリカでのAGI研究では “どんな人間にするか”についてのモデル像について、
中国のような排他的で独裁的な人間にされたら大変なことだとし、
アメリカ仕様のモデルを模索中とのことです。
山口氏は、研究の主導者であるイーロン・マスク氏は日本の空海・真言密教の教義や教えに大変に造詣が深く、
この日本の宗教の教えが、アメリカのAGIの理想的なモデル選びに関係するかもしれない、
ということを強く示唆しておられました。
自分は真言宗がどんな宗教か詳しくは知りませんが、
少なくともマスクが反対する中国の独裁的・排他的なものとは対極にあると思われ、
そのような、広くて、深くて、純粋で、温かい日本の宗教的なものが取り入れてもらえるのであれば、
日本として大変誇りに思うところです。

わが日本は、2,023.12.18付拙ブログ補記の「外国人からみた日本の素晴らしさ」で触れましたように、
われら日本人が持つ、静かな「文化力、国民力、社会力」といったものは世界に誇れるものだと思います。
力を合わせて激流を乗り越えていってほしいと願うものです。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (mori)
2025-04-28 07:28:46
 胡蝶蘭、素晴らしいですね。
 黄色、白、ピンクと多彩でしかも白の花の芯の部分と花の付け方が少し変化していますね。蕾、葉っぱも味を追加しています。
 「種」の不思議さは私もウォーキングの時に自然界の時期に応じた変化を見ながら感じています。
 トランプ政権復活に対する所見有難うございます。良く整理されていると思います。
 日本を例に取れば彼が求めていることは理解できるものの要求事項に対する正確な経緯とか知識があるのか等については少し疑問を持っています。それに対して日本としてどの様に説明し対応していくのかを見守りたいと思います。
 何れにしても、コメントの最後にあります様に力を合わせ激流を乗り越えて欲しいと願って止みません。
返信する
Unknown (サガミの介)
2025-04-28 16:44:13
 すごい!鮮やか!ですね、以前、知人からいただいた胡蝶蘭を育てようと挑戦しましたが見事失敗、毎年この鮮やかなものを育て上げる、素晴らしいことだと思います。
 ブログの休憩、ゆっくりなさってマイペースでお続けいただくと嬉しいです。
 トランプワールド、MAGA・・行き過ぎたグローバリズムを正し、不公正な共産チャイナを懲らしめ、不法移民を締め出す。
 自分が描くアメリカを実現する、、、私には歴史小説にある織田信長の天下布武を見ているような感じがします。
 日本の指導者は羽柴秀吉のような我慢と知恵とユーモアを駆使して素早い対応をしてほしいです。
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