近くの公園で鉄棒にぶらさがっていたら、
“こうもりジャンケンやろう”との声がし、二人の男の子が走ってやってきた。
一瞬、何のことか分からずにいたが、彼らは、鉄棒に逆さになってぶら下がり
“最初はグー”、あとジャンケンポンを3回ほど勝負した後、さあっと立ち去っていった。
それこそあっという間の出来事。
今どきはこういう遊びというか呼び方もあるのかと初めて知った。
彼らを見ながらしみじみ考えた。
今 . . . 本文を読む
なでしこジャパン、優勝の快挙。
うっとうしい今の日本に、ひさしぶりの笑顔です。
朝早く起きテレビ中継を、興奮しながらみました。
いくつかの賞に輝いた澤選手をはじめ、みんな見事な活躍でした。
そんな中、自分として印象に残ったのが、PK戦、最初のシーン。
米国の一番手ボックス選手(7番)のシュートを、ゴールキーパー海堀選手(21番)は、足を使ってのセーブ。
この執念の守りが、その後のPK戦を方向づけた . . . 本文を読む
前回、むじなが池で釣りをする風景をアップしましたが、その動機になっていたのが、
ウィンスロー・ホーマーの“Casting”(Number2)というタイトルの作品でした。
「投げ釣り」ないし「投げ釣りをする男」とでも訳すのでしょうか。
彼の作品は、数年前、その鮮やかさに刺激され、何枚かを模写しました。
今回はそのうちの一枚です。(他に“Boys in a Dory”(10.3.11アップ)
山深い川 . . . 本文を読む
オルセー美術館の作品写真集にある一枚です。二人の少女がピアノに向かっている姿に魅せられ、前々から模写してみたいと思っていました。二人の目は楽譜に、耳は音に、いや全身でこのピアノに向かっているのでしょう。「ここは、これでどうかしら」とか、語りあいながら。 二人を描き、ピアノを描き、最後に背景のカーテンを縦長にシャーシャーと描いて、一応模写を終わりました。(花の置物は省略)その夜、安焼酎をちびりとやり . . . 本文を読む
25日未明(日本時間)、岡田ジャパンがデンマークを破り
決勝トーナメント進出を決めた。
この写真は後半42分ごろ、文字通りダメ押し点となった3点目のゴール。
数ある写真の中で、ロイターからネット上に配信されていたものが
ピッタリだと思い絵にしました。
本田(18番)が自分でもゴールできたであろうボールを、
岡崎(9番)に回し、これを岡崎が沈めるという感動的ですらあった名シーン。
にわかサポーターな . . . 本文を読む
昨夜11時頃、「はやぶさ君」が、小惑星イトカワの探査などの任務を終え帰還しました。単なる機械ではなく、はやぶさ君と、「君」付けで呼ばれるほどに、人格をもった存在でした。月以外の天体に着陸した探査機が、地球へ帰還することが人類初だけでなく、もし、イトカワ表面のサンプル採取に成功していれば、これも極めて貴重なものとのことです。7年間、約60億キロという途方もない距離を、それこそ満身傷だらけになりながら . . . 本文を読む
今回は模写です。絵の主題(主役)について、あっと驚かされた絵です。
それまでの顔彩から、新たに水彩画に挑戦し、これにはまりかかったころ。3年ほど前のこと。
ネット上で、19世紀のアメリカを代表するといわれる画家、ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)(1836~1910)の作品に出あいました。
自然や人間を描くのを得意としたようです。
画面に映し出された一枚の絵。
鮮やかな海や船 . . . 本文を読む
昨日昼過ぎのこと。
前を歩いていた、小学生低学年と思われる少女たちのしぐさ。
なんとも仲がいいこと、ほほえましきことこの上なし。
オーバーにいえば、いままでの70年間、見たことがないぐらいの光景。
彼女たちに断り、写真をとらせてもらった。さっそく絵に。
彼女たちの将来に幸あれ! . . . 本文を読む