「八百万の死にざま」を褒めてある記事を読んで、オイラも読みたくなった。
本棚を探したのですが見あたりません。黄色いポケットミステリー判で読んだ記憶がある。
ネットで検索すると早川ミステリーシリーズで(新書版)1984年刊となっていた。
もう30年以上前になります。
そんなに経過していては、どこかに限れ混んでいるのか、捨ててしまったか?
探しても埒(ラチ)が明かないのでネットで購入しました。本書が5円・送料が350円でした。
アル中の探偵が店でコーヒーを飲んでいると、彼女が入って来た。
誰もが注目せずにはいられないとびきりの美女で長身1.8m、髪はブロンドで太く編んでピンでとめている。
デザイナージーンズにウエスタンブーツを履いて、シャンペンカラーの毛皮のジャケットを着ている。
外は雨がふったり止んだりしていたが彼女は傘を持たず帽子もかぶっていなかった。
彼女の編んだブロンドに雨粒がダイヤモンドのように光って見えた。
(訳文はもっとキレのある文章です。原文のままを記載するわけにはいかないのでオイラの説明文です)
というようなファーストシーンから始まるのです。読みだしたらとまらない!