ここ数年、70才代、80才代、90才代、の方々と触れ合う機会が多い。
ふと、我が足元を見れば、僕、だって,あと3年すれば、70才になる。
ええ!! 我ながら、そんな年なんだ!と驚く。
新聞記事やTV番組の、「老い」に関する記事に、ふと目がゆく。
でも、僕は、自分を、「老い」の外にいる、と思っている。
つまり、老いている,と思っていないのだ。
どうも、ポジテイブな 「錯覚」 らしい。
さて、TV番組を見ていて、目に、耳に、心に留まったことを、
いつからか、広告の裏に、メモする習慣がついた。
その一つ。
《 老人ケアの4条件は、「ヤキアジ」》
ヤ・・・・・役割を持って実行する
キ・・・・・共同作業をする
ア・・・・・安心を得る
ジ・・・・・自由であること
というメモがある。
たしか、山中康裕さん,と 日野原さんが、語っていたことだ。
《百才日記ートンチンカン夫婦》という本
・・・・まどみさお氏(100才)が著者。
―「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね・・♪」 を作詞した方
僕は、まだ本を見ていないし、読んではいないが、
是非とも、買って読みたい。
《くじけないで》という詩集を出した、柴田トヨ、さん。100才。
この本は、本屋で、目に止まって、買い、
一気に読みました。
コンサートライブや、老人ホームなどで、朗読しました。
トヨさんの詩を朗読して、
「トイレの神様」をギター弾き語りを、しました♪
僕の人生って、予期しない出逢いにばかり、なんです。
なぜだか。
30年間、13才から18才、つまり、中学生・高校生
の少年少女と、触れ合ってきました。
先生として。
さて、先生を辞めた時、
「人と接することから開放されたぞ。」
と思いました。
やっと一人になれた。で、小説を書こう,と思いました。
あれから10年。
小説を書くことは、続けていますが、
ギター弾き語りを、これほど、人様の前でやる、とは
思いもしませんでした。まったく!
それも、僕より、年上の方々に向かって・・・。
70才、80才、90才、100才代の、大先輩の方々に。
30年間、少年少女たちから、元気をもらった。
なんと、
今度は、お年寄り年配者たちから、元気をもらっている。
そういえば、
《 老人ケアの4条件ー「ヤキアジ」》
って、
老人だけでなく、
老若男女、すべての人のケアの条件だ。
「 ヤ・・・役割を持って実行する
キ・・・共同作業をする
ア・・・安心を得る
ジ・・・自由である 」
使命・人・安心・自由・独立は、
人が人として自立する条件だな、と思う。
100才の、一人信州の山の中に住んでいる老人
が、PHP で話していた言葉。
Alone, but not lonely
こう言う心境に、僕はなれるかなあ・・・。