永田町、ブログに触手 人気作者取り込み情報発信 総裁選、活用も 2006年 3月13日 (月) 03:10(産経新聞)
永田町が「ブログ(日記風簡易ホームページ)」に急接近中だ。「双方向」が売りのブログは開設者も閲覧者も激増しているため、メッセージをうまくネットに乗せられれば目覚ましい政治活動を展開できる。半面、ニセ情報が独り歩きしたり、批判が殺到しブログ閉鎖に追い込まれたりする落とし穴も。政党による人気ブロガーの取り込みが活発になるなどブログの政治的影響力も拡大しそうだ。(加納宏幸)
≪懇談会≫
東京・永田町の自民党本部に今月七日夜、約三十人の人気ブロガー(ブログの作者)、メールマガジンの筆者が集まった。毎月の閲覧数が一万-三十万件で「偏った考え方のない」(同党)筆者たちだ。
若い人が目立ったが、元空将で安保問題を中心にブログで活躍する軍事評論家、佐藤守氏(66)の姿もあった。総選挙前の昨年八月に初めて開かれてから三回目となる懇談会の今回のテーマは自民党新憲法草案。
「今日は本音でお話しします。何がメーンターゲットかというと憲法九条を変えることですよ」
草案を取りまとめた舛添要一参院議員はこう切り出し、要点をテンポよく説明した。その後、ブログへの書き込みは好意的だった。舛添氏を「カッコイイ」と持ち上げるブロガーもいた。
懇談会は最初から順調だったわけではない。一、二回目は自由討論のため議論が拡散し、ブログでの評判は芳しくなかった。手探りで得た結論が、テーマ設定の重要性。懇談会を企画した世耕弘成参院議員は、民主党を念頭に「ブロガーとの付き合いでは自民党が主導権を握っている。誠実に継続してやっているからだ」と語る。
≪炎上≫
ブログを開設する国会議員も次第に増えているが、民主党の長島昭久衆院議員は閲覧者からの反応に慌てた。二月二十二日、「堀江メール」問題で「この勝負、絶対勝てる」とブログで前原誠司代表を応援したのがきっかけだった。同日、閲覧者から寄せられたコメントは前日の四十六件を大きく上回る七百七十三件。ほぼすべてが批判で、反省とおわびを書き込んで収拾を図った。
「ブログの双方向性に対し深い認識を持っていなかった」と長島氏。
閲覧者はブロガーの書き込みが気に入らないと、別のブログや掲示板で他のネット利用者に伝える。その結果、ブログのコメントが雪だるま式に増えるのが「炎上」「祭り」という現象だ。
炎上した場合、ブログ閉鎖に追い込まれることも少なくない。長島氏は手探りで切り抜けた。「現代社会で政治活動を行う以上、不特定多数に情報を発信し、生の世論と向き合わなければいけない」と考えたからだ。
≪集票力≫
世耕氏は七日の懇談会後、自身のブログに「次々回は総裁候補のそろい踏みだと面白いかも」と書き込んだ。総務省が昨年五月にまとめたブログに関する動向調査は「ブログへの書き込みは社会的イベントと連動する傾向」があると指摘しており、総裁選や選挙ではブログの波及効果をどう利用するかが候補者の集票力に直結する。
自民党は今国会にHPによる選挙運動を解禁する公職選挙法改正案を提出する方向で党内調整を進めており、政治活動でのブログの出番は急増しそうだ。
◇
【用語解説】ブログ
「ウェブログ」の略で、日記のように個人の意見や出来事を書き込んでいくウェブサイト。閲覧者が意見を書き込む「コメント」や、他のブログへのリンクを張る「トラックバック」機能が特徴。一方的に情報を発信するホームページと比べ、作者と閲覧者の双方向性が高い。総務省によると、わが国のブログ開設者数は473万人(昨年9月末現在)。同省は昨年3月末現在約1650万人だった閲覧者数が、来年3月末に約3500万人まで増え、2年間で倍以上になると予測する。
韓国では2000年の総選挙でネット上で候補者の疑惑を暴き立てる「落選運動」が盛り上がり、2002年大統領選でもニュースサイトや掲示板での好意的評価が盧武鉉大統領誕生につながった。
============
中国全人代では、温家宝首相のblog開設も提案されたという。
どうでもいいけど、枡添というのもちゃらちゃらした男だね。
次に、無料版「時事用語のABC」 2006年 3月13日発行 第1092号(38,109部)より。
●今日のキーワードは「ねんきん事業機構」です。
――――――――――――――――――――――――
政府は10日、社会保険庁改革関連法案を閣議決定し、国会に提出した。同法案では、社会保険庁改革の本丸として、ねんきん事業機構の設置を盛り込んだ。
――――――――――――――――――――――――
§ねんきん事業機構【ねんきん・じぎょう・きこう】
社会保険庁の解体に伴い、新たに設置される機関
国の「特別の機関」として、社会保険庁で扱われている国民年金と厚生年金などの年金業務を引き継ぐ。社会保険庁改革関連法案の中に盛り込まれ、現在は国会審議中。
ねんきん事業機構には最高意思決定機関として「年金運営会議」を置き、機構の長である代表執行責任者と4人以内の委員が任務にあたる。厚生労働省による干渉を排除するため、委員は民間の専門家など外部から任命される。
社会保険庁改革関連法案によると2008年10月の予定で、現在の社会保険庁を解体し、ねんきん事業機構を発足させる。従来は社会保険庁の業務範囲だった年金と政府管掌健康保険を分割し、国民年金や厚生年金などの年金業務をねんきん事業機構が引き継ぐ。なお、政府管掌健康保険は別の公法人に引き継がせる。
政府に関連する機関としては初めて平仮名の名称が入るが、従来の社会保険庁のイメージを払拭すると同時に、やわらかいメッセージという意味合いを込めたようだ。ねんきん事業機構は社会保険庁とは異なり、厚生労働省の外局ではなく、厚生労働大臣の指揮監督下にある国の「特別の機関」として、国土地理院などと同じ位置づけとされている。
政府は10日、社会保険庁改革関連法案を閣議決定し、国会に提出した。同法案では、社会保険庁改革の本丸として、ねんきん事業機構の設置を盛り込んだ。公的年金制度の建て直しと信頼の回復を図る。
============
以上引用終わり。
*年金、保険金を、運用?
役人がか?
これまで有効に運用された実績が僅かでもあるのか?
この国は奴らにすっかり食い潰されてしまっているというのに!
*岩国での住民投票は基地拡大反対派の圧勝。投票へのボイコットを呼び掛けて敗北した筈の安倍も地元招聘派も『結論先にありき』で、いまだ「地元住民を説得する」などと言っている。彼らは地元住民の方ではなく、ブッシュと在日米軍の顔色を窺うことが政治だと思っている太鼓持ちだ。野太鼓だ。恥も外聞も、無論政治理念なども何も無い、単なる売国奴だ。
*ホリエモン逮捕から50日。ライブドア関連から8,000億円の金がどこかへと雲散霧消してしまったという。ライブドアにはまだ561億円のキャッシュがあるらしいが、それも賠償等に費やされることが想定されるから、「いつまでもあると思うな、親と金」状態らしい。大怪我をしたのは素人投資家(投機家?)である。
*以前私は「小泉が前原を担保した」という記事を書いたが、これは逆も言えるわけで、「九月の民主党代表選は分裂含み」で事態が推移しているということであれば、前原ら「自称若手」の鼻持ちならない連中は、ここを何とかうまく立ち回ってポチポチグループへの合流を目論んでいると見た方が話はわかり易いだろう。
それなら辞めるわけがない。二大政党制などという高邁な(?)思想など彼らには最初から欠落しているのであって、ポチにゴマを掏り、あわよくば公明党に成り代わって大臣のポストでも貰えたなら大喜びというのが彼らの腹の内ではないのか?
嫌な世の中ですな、ご同輩・・。w
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永田町が「ブログ(日記風簡易ホームページ)」に急接近中だ。「双方向」が売りのブログは開設者も閲覧者も激増しているため、メッセージをうまくネットに乗せられれば目覚ましい政治活動を展開できる。半面、ニセ情報が独り歩きしたり、批判が殺到しブログ閉鎖に追い込まれたりする落とし穴も。政党による人気ブロガーの取り込みが活発になるなどブログの政治的影響力も拡大しそうだ。(加納宏幸)
≪懇談会≫
東京・永田町の自民党本部に今月七日夜、約三十人の人気ブロガー(ブログの作者)、メールマガジンの筆者が集まった。毎月の閲覧数が一万-三十万件で「偏った考え方のない」(同党)筆者たちだ。
若い人が目立ったが、元空将で安保問題を中心にブログで活躍する軍事評論家、佐藤守氏(66)の姿もあった。総選挙前の昨年八月に初めて開かれてから三回目となる懇談会の今回のテーマは自民党新憲法草案。
「今日は本音でお話しします。何がメーンターゲットかというと憲法九条を変えることですよ」
草案を取りまとめた舛添要一参院議員はこう切り出し、要点をテンポよく説明した。その後、ブログへの書き込みは好意的だった。舛添氏を「カッコイイ」と持ち上げるブロガーもいた。
懇談会は最初から順調だったわけではない。一、二回目は自由討論のため議論が拡散し、ブログでの評判は芳しくなかった。手探りで得た結論が、テーマ設定の重要性。懇談会を企画した世耕弘成参院議員は、民主党を念頭に「ブロガーとの付き合いでは自民党が主導権を握っている。誠実に継続してやっているからだ」と語る。
≪炎上≫
ブログを開設する国会議員も次第に増えているが、民主党の長島昭久衆院議員は閲覧者からの反応に慌てた。二月二十二日、「堀江メール」問題で「この勝負、絶対勝てる」とブログで前原誠司代表を応援したのがきっかけだった。同日、閲覧者から寄せられたコメントは前日の四十六件を大きく上回る七百七十三件。ほぼすべてが批判で、反省とおわびを書き込んで収拾を図った。
「ブログの双方向性に対し深い認識を持っていなかった」と長島氏。
閲覧者はブロガーの書き込みが気に入らないと、別のブログや掲示板で他のネット利用者に伝える。その結果、ブログのコメントが雪だるま式に増えるのが「炎上」「祭り」という現象だ。
炎上した場合、ブログ閉鎖に追い込まれることも少なくない。長島氏は手探りで切り抜けた。「現代社会で政治活動を行う以上、不特定多数に情報を発信し、生の世論と向き合わなければいけない」と考えたからだ。
≪集票力≫
世耕氏は七日の懇談会後、自身のブログに「次々回は総裁候補のそろい踏みだと面白いかも」と書き込んだ。総務省が昨年五月にまとめたブログに関する動向調査は「ブログへの書き込みは社会的イベントと連動する傾向」があると指摘しており、総裁選や選挙ではブログの波及効果をどう利用するかが候補者の集票力に直結する。
自民党は今国会にHPによる選挙運動を解禁する公職選挙法改正案を提出する方向で党内調整を進めており、政治活動でのブログの出番は急増しそうだ。
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【用語解説】ブログ
「ウェブログ」の略で、日記のように個人の意見や出来事を書き込んでいくウェブサイト。閲覧者が意見を書き込む「コメント」や、他のブログへのリンクを張る「トラックバック」機能が特徴。一方的に情報を発信するホームページと比べ、作者と閲覧者の双方向性が高い。総務省によると、わが国のブログ開設者数は473万人(昨年9月末現在)。同省は昨年3月末現在約1650万人だった閲覧者数が、来年3月末に約3500万人まで増え、2年間で倍以上になると予測する。
韓国では2000年の総選挙でネット上で候補者の疑惑を暴き立てる「落選運動」が盛り上がり、2002年大統領選でもニュースサイトや掲示板での好意的評価が盧武鉉大統領誕生につながった。
============
中国全人代では、温家宝首相のblog開設も提案されたという。
どうでもいいけど、枡添というのもちゃらちゃらした男だね。
次に、無料版「時事用語のABC」 2006年 3月13日発行 第1092号(38,109部)より。
●今日のキーワードは「ねんきん事業機構」です。
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政府は10日、社会保険庁改革関連法案を閣議決定し、国会に提出した。同法案では、社会保険庁改革の本丸として、ねんきん事業機構の設置を盛り込んだ。
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§ねんきん事業機構【ねんきん・じぎょう・きこう】
社会保険庁の解体に伴い、新たに設置される機関
国の「特別の機関」として、社会保険庁で扱われている国民年金と厚生年金などの年金業務を引き継ぐ。社会保険庁改革関連法案の中に盛り込まれ、現在は国会審議中。
ねんきん事業機構には最高意思決定機関として「年金運営会議」を置き、機構の長である代表執行責任者と4人以内の委員が任務にあたる。厚生労働省による干渉を排除するため、委員は民間の専門家など外部から任命される。
社会保険庁改革関連法案によると2008年10月の予定で、現在の社会保険庁を解体し、ねんきん事業機構を発足させる。従来は社会保険庁の業務範囲だった年金と政府管掌健康保険を分割し、国民年金や厚生年金などの年金業務をねんきん事業機構が引き継ぐ。なお、政府管掌健康保険は別の公法人に引き継がせる。
政府に関連する機関としては初めて平仮名の名称が入るが、従来の社会保険庁のイメージを払拭すると同時に、やわらかいメッセージという意味合いを込めたようだ。ねんきん事業機構は社会保険庁とは異なり、厚生労働省の外局ではなく、厚生労働大臣の指揮監督下にある国の「特別の機関」として、国土地理院などと同じ位置づけとされている。
政府は10日、社会保険庁改革関連法案を閣議決定し、国会に提出した。同法案では、社会保険庁改革の本丸として、ねんきん事業機構の設置を盛り込んだ。公的年金制度の建て直しと信頼の回復を図る。
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以上引用終わり。
*年金、保険金を、運用?
役人がか?
これまで有効に運用された実績が僅かでもあるのか?
この国は奴らにすっかり食い潰されてしまっているというのに!
*岩国での住民投票は基地拡大反対派の圧勝。投票へのボイコットを呼び掛けて敗北した筈の安倍も地元招聘派も『結論先にありき』で、いまだ「地元住民を説得する」などと言っている。彼らは地元住民の方ではなく、ブッシュと在日米軍の顔色を窺うことが政治だと思っている太鼓持ちだ。野太鼓だ。恥も外聞も、無論政治理念なども何も無い、単なる売国奴だ。
*ホリエモン逮捕から50日。ライブドア関連から8,000億円の金がどこかへと雲散霧消してしまったという。ライブドアにはまだ561億円のキャッシュがあるらしいが、それも賠償等に費やされることが想定されるから、「いつまでもあると思うな、親と金」状態らしい。大怪我をしたのは素人投資家(投機家?)である。
*以前私は「小泉が前原を担保した」という記事を書いたが、これは逆も言えるわけで、「九月の民主党代表選は分裂含み」で事態が推移しているということであれば、前原ら「自称若手」の鼻持ちならない連中は、ここを何とかうまく立ち回ってポチポチグループへの合流を目論んでいると見た方が話はわかり易いだろう。
それなら辞めるわけがない。二大政党制などという高邁な(?)思想など彼らには最初から欠落しているのであって、ポチにゴマを掏り、あわよくば公明党に成り代わって大臣のポストでも貰えたなら大喜びというのが彼らの腹の内ではないのか?
嫌な世の中ですな、ご同輩・・。w
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