本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

素人ながら思うこと2題。

2015-09-01 22:57:14 | 世界
 1.7月半ばから8月半ば迄$¥相場は124円台で安定していたが、そこに中国経済への不安から世界同時株安が勃発し、$は一時一気に117円台迄下落した。
 私は阿呆だから121円になった時点で「(3円も下げたんだから)もう充分じゃないか」と判断して$を買ってしまったのだ。まさかその後117円に迄円高が進むとは思わなかったからだが、お陰で大損したかも知れないじゃないか。あっそ。

 中国が元の小幅な切り下げを連発したからと言って米・ユーロ圏そして日本も非難囂々だったが、日本だってユーロだって、そんなことだったら常套手段ではないか。みんなアメリカを目標に自国通貨を切り下げて、「買いたくはないが但し売りたい」「買うよりも売れ!」を基本政策に据えているのである。安倍ポンの《円安株高》誘導の国策こそそのいい例だ。中国も同じことをしたかっただけのことなのだ。世界は$のみを別格扱いして祭り上げてしまいたいかのようだが、当然アメリカは「それだけは勘弁してくれよ😥」と利上げを渋っている現状である。

 ロイターやWSJのコラムを読んでいて思うのは、彼らトレイダー達は如何にもその場限りの思い付きで、自分の会社有利の情報だけを垂れ流していることだ。先の$買い必須の時期に「今は$売りの好時期だ♪」と吹きまくっている男もいたことには私も呆れ果てた。

 2.佐野某デザイナーのエンブレムは漸く採用中止になったが、これまで組織委員会はさんざん「何の問題もない」とゴリ押しを続けていた。新国立競技場でもそうだった。いよいよにっちもさっちもいかなくなってから漸く見直すのであるから何十億も税金が失われる。あの不人気だった森元総理などは「たった500億も出せないのか」とぶうたれたのだから通常の金銭感覚を既に喪失し切っているのである。

 ☆組織委員会の記者会見を見たが「佐野も悪くない、組織委員会も選考委員会も悪くない」と言う責任の曖昧化と責任逃れに終始する恥知らずな内容だったから、あれで納得する国民などいないだろう。数だけは多かった記者団の質問も「責任を追求する」という姿勢も気迫も希薄なお粗末なものだった。

 これから先老人化が進む一方の老大国・日本でまだまだ懲りずに国債を乱発し続け、後世の日本人を借金漬けにしても構わないという者達が差配しているのであるから、この国の政治は既に壊れ切っていると言うしかない。自分の名前を冠した用語を政策にしてしまった安倍ポンなどはさながら《恥知らずの極道総理》である。そのアベノミクスもそろそろ限界が見えている。

 元々私は再度の東京オリンピック開催には反対だった。それはブログにも書いた。高齢化が進む一方の日本でやるより、まだ一度も開催したことがない後発国に譲るべきだと考えていた。が、又もや土建屋に金をばらまきたい一心の安倍ポン政府は強引に誘致へと突き進み、全ては金絡みの阿呆なIOCもこれを受けて「東京開催の方が儲かる♪」と判断したのである。彼らは火山も地震もテロも戦争も怖くないと言っているわけである。

 ☆ロイターによれば日本株の下落率は中国株の下落率の3倍だそうだ。折しも円高は再び120を切るところ迄進んだ。(9/2:1:15ロイター)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。