新年明けましておめでとうございます・・・ってか、ここは（というか、ここだけやないけど）昨年１０月に入ったきりのままのようなので、入り方やＰＷその他をすっかり忘れてしまっていたんだけど、今やり始めてから少しずつ思い出して来ている。あっそ。
私は自宅のＰＣセットが全滅して以来自宅でのネットは思い切って閉鎖し、去年は専らＪＲ寺田町駅近くの某パチンコ店の２Ｆのまんが喫茶で《月極契約》して、八ヶ月位の期間だったろうか、毎日のように遊んだりブログを書いたり映画を見たりしていた。ーー何故かというとそこは毎日朝１０時から夜１１時まで（つまりはパチンコ店の営業時間内だ♪）は出入り自由で、しかも一ヶ月契約なら￥６，９８０！ととても安かったので、（だって他のＰＣ喫茶で毎日入り浸りだったら一月何万円かかるかわからないもんね！） これなら自分の部屋にわざわざネットを引っ張って来る必要はないと考えたわけなんだけど・・・でもそこは公共施設である以上他人様がなんたらかんたら絡んで来る場所には違いないから、騒がしかったり何だりとさまざまな不都合な事態も生じてつくづく嫌になってしまったから、とうとう通うのを止めてしまったわけである。あそ。自分でも不思議だったが、インターネットなんてものも無ければ無いでなんとかなるものなのである。ｗ
『大脳の排泄行為』という言葉もあるくらいで、要は脳の生理的欲求なんだろうが、人間生きているといろいろ考えることも尽きず、迷ったり悩んだりしたからにはそれをどこかに排出したくなるのが人倫の性なわけである。
ただそんなことだけならわざわざ金払ってまでネットに参入して『こころに写りゆくよしなしごとを』人様の目に留まらせなければならない必然・必要性など何一つないわけで、早い話屋根裏部屋にでもどこにでも閉籠もってノートでも付けていれば済むことなのである。事実私自身もそれに近いことをしてこの数ヶ月間はやり過ごして来た。 この間何度もパソコン喫茶に行きかけたが、『そんな必要ねえよな！』と自身を諌めて来たのであるが、しかしついにそれも本日終焉を迎えた。あっちゃ。その顛末を今から書き綴ろうという次第である。前振りが長過ぎるってか、あっちゃ。
事の始まりは１２月の初旬である。単なる思い付きに過ぎないが、私は妙に『３Ｄプリンター』が欲しくなった。実物を見たことなど皆無にも関わらず『あれがあったらどんどんフィギュアを作って遊べるのになぁ！』と突如として思い至ったのである。いちいち紙粘土で造って行くのは大変なのだ。私も今年は６０台後半に突入するし、いつまで生きるつもりか知らないが、何か自分の納得出来る『仕事』をやっておきたくなったということだろうか？！
それで、３Ｄと言っても３０万円くらいするらしいし、ＰＣその他の機材やら開通費用やらを考えたら、初期費用として優に５０万円はかかりそうなので、これは貯金しなければならない！と悟ったわけである。いや、３Ｄはジョークでも構わないのだが！ＰＣ一式を買ってまた自宅でネットを始めたくなったのである。それには先立つものが必要である。自慢じゃないが私は金にはすこぶるだらしない性分で、あればあるだけ使ってしまい、なくなったらそのときはそのときさ♪でこれまで半世紀以上やって来た。そんな人間が何を血迷ったか、〔貯金〕を始めようというのであるから自分でも笑ってしまう。
そんな折も折、それ程親しくもない某知人が、私が貯金を始めたことをどこからか聞き知って一言忠告をしに来た。余計なお世話そのものだが、そのアドバイスの中身が私には一種衝撃を与えた。それは：
『いまどき日本円で貯金を始めるなんて馬鹿じゃないか！！』
というものだった。
『貯金したかったら《外貨預金》に決まってるじゃないか！』と彼はいうのである。恥ずかしながら、外貨預金などという言葉は私はそのときまで知らなかったような気がする。
要は対＄に関して、我が￥は今後目減りする一方なので、￥などで貯めていたのでは〔貯めるそばから￥の価値は減少する一方だから〕これは視点を変えれば、金をドブに捨てているのと同じじゃないか！というのである。
金融とか経済とかいった方面には私はこれまで全く無頓着で興味がなかった。カネ、カネ、カネの世の中にはいい加減辟易していた。「全ては金目でしょ？」というこの国の大勢には従う気など更々無かった。
価値観は私個人のものだからどう考えようと私の自由だが、それは世界経済だとか金融だとかに関して全くの無知であって差し支えないということには繋がらない。そこである。金権主義が嫌だからと言って、金について無知なままであっていいわけではない。それで、私は遅まきながら《お金についてのお勉強！》をすることに決めたのである。幸か不幸か、その知人の警告に直ちに反応したわけである。彼は「あんたに言ってもわからないだろうから．．．」と言って詳しい話は説明してくれなかったが、その知人はＦＸ（http://www.allgaitamehikaku.jp/about/）という言わば『外貨預金の先物取引（のようなもの？）』をして多少は利益を上げているらしかった。これが先月初旬のことである。これはかなり博打的色彩の強い商取引らしい。私もパチンコや競輪競馬程度ならやってみても構わないと思ってはいるがまだやっていない。あっそ♪
ちょうどその頃テレビでは東大・京大のエリート学生がＦＸらしき商取引の解説をしていた。そのうちの一人は「元手３０万円」の軍資金を運用して一時は２６０万円にまで膨らんだとインタヴューで応えていた。過去形で話していたから、インタヴュー当時はそれより少し凹んでいたのだろう。彼が言っていたのは「リスクを冒さない人間は何もしないうちに資産がどんどん目減りして行っても仕方ない。それが現在の資本主義経済だ」ということだった。
『マネー資本主義』という（屋上屋を重ねるような）変てこな語彙を今の自称経済学者・アナリスト・エコノミスト・ディーラー・トレイダーたちは頻繁に使う。彼らに従うならば今世界を支配し牽引しているのは貨幣でも通貨でもない『マネー』の資本主義なのである。商業資本主義ではなく、大工場生産の資本主義でもない。農業でも漁業でもなく、鉱工業でも工場生産でもない。世界を０１０１０１・・・の連鎖に置き換えデジタル化した数字の羅列＝非人格が全ての生命を支配し教唆・煽動していると言ってもあながち言い過ぎとも思われない。現在はモノを作っている人々が応分に報われる世の中などでは毛頭ないのである。メディアはＮＨＫを先頭にやれ生産者が報われる社会だ何だと連日御託を並べているが、冗談じゃない！安倍らが目指しているのは数字がモノを言う社会、金で全てを解決する社会ではないか！
民主から共産迄の自称〔野党〕たちなど、世界を股に懸けて５０ヶ国を歴訪して金だ金だと行く先々で中身の無い美辞麗句を注ぎ捲ったアホの安倍ポンの大応援団に過ぎないように私には見える。民主が増えた、共産が躍進したと一部のおバカさんたちははしゃいでいたが、民主党など３００あった議席をドブに捨ててまだ〔政権奪還〕などとホザイテいるし、共産党だって〔火炎瓶闘争〕の前までは衆議院で３０議席以上あったのである。
ちなみに、先の総選挙は、私は選挙当日まで棄権する予定だったが、知り合いから〔最高裁〕も棄権か？と問われ、あっそうか、〔Ｘ〕を付けに行かなくちゃなと投票所に行き、ついでにセンキョもしてしまった♪あっちゃ。私の清き一票は比例区も小選挙区も両方共〔死に票〕に終わったのだから罪は軽い？が、結果は報道が意識して連日言いふらしていた〔与党の圧勝〕などという嘘八百ではなく、あのセンキョでの勝者は最大多数を占めた〔第一党〕即ち〔棄権者の群れ〕だったのである。自公は即ち棄権者たちに見放された自公は正味のところ敗れたというのが正しい認識の筈である。つまり、既成政党は全て〔廃棄処分を待つ不良在庫〕の陳列である。共産は安倍には好都合な存在だ。彼らがいれば〔野党連合〕などどこまで行っても絶対不成立だから、こんなに有難い存在はない。安倍は官庁で毎晩共産党を拝んでいるのではないか。
現在の世界通貨事情は『変動相場制』と呼ばれている。
第二次世界大戦後のＩＭＦ体制（ドル・ポンド体制）から英ポンドが脱落し、米ソの両大国が世界支配を始めたが、ソ連は崩壊し、それに代わったロシアもまたアメリカに水を空けられた。世界の諸通貨は対ドルの関係でその実力・値打ちを評価される。時々刻々変動する〔ドルとの交換比率〕そのものが、そのときどきの各国通貨の値打ち・実力なのである。
人間が万物の尺度である時代は終わった。ヒューマニズム・人間主義などは今やまるで単なるレトリックであるかのようである。その通貨の『価値』もまた時々刻々変化する。￥対＄のレートは日夜激しく変容を遂げる。ついこの間まで７０円から８０円だった１＄が今１１８円である。円高のとき世界中で何でも買い漁っていたリッチな日本人観光客らはこの円安でモノを買い渋るようになった。が、当然この円安は他の機軸通貨を使って生活している国々には好評で、日本製品は買い易くなったし、日本への観光客も昨年は１，２００万人だったか過去最高を記録した。中国の金満家たちは富士山の裾野だろうと北海道の原野だろうと何するものか、文字通り〔金に糸目を付けず〕買い捲っている。彼らは中国本土が沈没すればどこか他の地域に移転するつもりだから、中国の〔公害・光害〕など屁でもない。
政財官それに日銀も加わっての『円安・株高』誘導『インフレ』誘導である。メディアもこれに全面協力している。これは言い換えれば日本と日本製品のダンピング輸出である。安かろうが何だろうが、売れないよりマシだろうというのである！自分の国の価値・国力を貶めて悦に入っている国も珍しいのではないか。日本国民は全員発狂してしまったのか、安倍ポン一味と心中してしまうことを熱望しているのではないかとさえ思えて来ると、これは私の友人が言っていた。
一方国債即ち国の借金が一千兆円を超えたといって一部では『ジャパン・リスク』が叫ばれているが、私見を述べるなら『日本単独での撃沈・没落』などはあり得ない。変動相場は『一人勝ち』も『一人負け』も許さない足の引っ張り合いの制度に他ならない。ユーロ圏１９ヶ国もロシア単独での沈没は望んでいない。彼らは皆、〔ロシアに輸出してナンボ〕の国々だからだ。
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認知症というのか、いよいよ症状が悪化して、部屋への帰り方も忘れ勝ちになるし、ちょっとどこかに置いた小物はすぐ紛失、自分が今何をしようとしていたかということ迄も忘れる。おまけに足腰は弱くなり歩くのは苦痛だ・・・と、この国は私のようなこういう年寄りばかりの〔老人大国〕になってしまうであろうことは誰もが気づいている筈だが、みんなそんなことなど考えたくもないかのように上目だけは〔平然〕であるかのように日々振舞っている、というわけで、暫くご無沙汰していたが、皆さん異常はありませんか。ｗ
（今の時間は１月３１日の昼過ぎ３時前だが、私はこのネット喫茶に入店してからも、実はこのwebに辿り着く迄１時間以上掛かってしまった！ やんぬるかな、である。）
私は自宅のＰＣセットが全滅して以来自宅でのネットは思い切って閉鎖し、去年は専らＪＲ寺田町駅近くの某パチンコ店の２Ｆのまんが喫茶で《月極契約》して、八ヶ月位の期間だったろうか、毎日のように遊んだりブログを書いたり映画を見たりしていた。ーー何故かというとそこは毎日朝１０時から夜１１時まで（つまりはパチンコ店の営業時間内だ♪）は出入り自由で、しかも一ヶ月契約なら￥６，９８０！ととても安かったので、（だって他のＰＣ喫茶で毎日入り浸りだったら一月何万円かかるかわからないもんね！） これなら自分の部屋にわざわざネットを引っ張って来る必要はないと考えたわけなんだけど・・・でもそこは公共施設である以上他人様がなんたらかんたら絡んで来る場所には違いないから、騒がしかったり何だりとさまざまな不都合な事態も生じてつくづく嫌になってしまったから、とうとう通うのを止めてしまったわけである。あそ。自分でも不思議だったが、インターネットなんてものも無ければ無いでなんとかなるものなのである。ｗ
『大脳の排泄行為』という言葉もあるくらいで、要は脳の生理的欲求なんだろうが、人間生きているといろいろ考えることも尽きず、迷ったり悩んだりしたからにはそれをどこかに排出したくなるのが人倫の性なわけである。
ただそんなことだけならわざわざ金払ってまでネットに参入して『こころに写りゆくよしなしごとを』人様の目に留まらせなければならない必然・必要性など何一つないわけで、早い話屋根裏部屋にでもどこにでも閉籠もってノートでも付けていれば済むことなのである。事実私自身もそれに近いことをしてこの数ヶ月間はやり過ごして来た。 この間何度もパソコン喫茶に行きかけたが、『そんな必要ねえよな！』と自身を諌めて来たのであるが、しかしついにそれも本日終焉を迎えた。あっちゃ。その顛末を今から書き綴ろうという次第である。前振りが長過ぎるってか、あっちゃ。
事の始まりは１２月の初旬である。単なる思い付きに過ぎないが、私は妙に『３Ｄプリンター』が欲しくなった。実物を見たことなど皆無にも関わらず『あれがあったらどんどんフィギュアを作って遊べるのになぁ！』と突如として思い至ったのである。いちいち紙粘土で造って行くのは大変なのだ。私も今年は６０台後半に突入するし、いつまで生きるつもりか知らないが、何か自分の納得出来る『仕事』をやっておきたくなったということだろうか？！
それで、３Ｄと言っても３０万円くらいするらしいし、ＰＣその他の機材やら開通費用やらを考えたら、初期費用として優に５０万円はかかりそうなので、これは貯金しなければならない！と悟ったわけである。いや、３Ｄはジョークでも構わないのだが！ＰＣ一式を買ってまた自宅でネットを始めたくなったのである。それには先立つものが必要である。自慢じゃないが私は金にはすこぶるだらしない性分で、あればあるだけ使ってしまい、なくなったらそのときはそのときさ♪でこれまで半世紀以上やって来た。そんな人間が何を血迷ったか、〔貯金〕を始めようというのであるから自分でも笑ってしまう。
そんな折も折、それ程親しくもない某知人が、私が貯金を始めたことをどこからか聞き知って一言忠告をしに来た。余計なお世話そのものだが、そのアドバイスの中身が私には一種衝撃を与えた。それは：
『いまどき日本円で貯金を始めるなんて馬鹿じゃないか！！』
というものだった。
『貯金したかったら《外貨預金》に決まってるじゃないか！』と彼はいうのである。恥ずかしながら、外貨預金などという言葉は私はそのときまで知らなかったような気がする。
要は対＄に関して、我が￥は今後目減りする一方なので、￥などで貯めていたのでは〔貯めるそばから￥の価値は減少する一方だから〕これは視点を変えれば、金をドブに捨てているのと同じじゃないか！というのである。
金融とか経済とかいった方面には私はこれまで全く無頓着で興味がなかった。カネ、カネ、カネの世の中にはいい加減辟易していた。「全ては金目でしょ？」というこの国の大勢には従う気など更々無かった。
価値観は私個人のものだからどう考えようと私の自由だが、それは世界経済だとか金融だとかに関して全くの無知であって差し支えないということには繋がらない。そこである。金権主義が嫌だからと言って、金について無知なままであっていいわけではない。それで、私は遅まきながら《お金についてのお勉強！》をすることに決めたのである。幸か不幸か、その知人の警告に直ちに反応したわけである。彼は「あんたに言ってもわからないだろうから．．．」と言って詳しい話は説明してくれなかったが、その知人はＦＸ（http://www.allgaitamehikaku.jp/about/）という言わば『外貨預金の先物取引（のようなもの？）』をして多少は利益を上げているらしかった。これが先月初旬のことである。これはかなり博打的色彩の強い商取引らしい。私もパチンコや競輪競馬程度ならやってみても構わないと思ってはいるがまだやっていない。あっそ♪
ちょうどその頃テレビでは東大・京大のエリート学生がＦＸらしき商取引の解説をしていた。そのうちの一人は「元手３０万円」の軍資金を運用して一時は２６０万円にまで膨らんだとインタヴューで応えていた。過去形で話していたから、インタヴュー当時はそれより少し凹んでいたのだろう。彼が言っていたのは「リスクを冒さない人間は何もしないうちに資産がどんどん目減りして行っても仕方ない。それが現在の資本主義経済だ」ということだった。
『マネー資本主義』という（屋上屋を重ねるような）変てこな語彙を今の自称経済学者・アナリスト・エコノミスト・ディーラー・トレイダーたちは頻繁に使う。彼らに従うならば今世界を支配し牽引しているのは貨幣でも通貨でもない『マネー』の資本主義なのである。商業資本主義ではなく、大工場生産の資本主義でもない。農業でも漁業でもなく、鉱工業でも工場生産でもない。世界を０１０１０１・・・の連鎖に置き換えデジタル化した数字の羅列＝非人格が全ての生命を支配し教唆・煽動していると言ってもあながち言い過ぎとも思われない。現在はモノを作っている人々が応分に報われる世の中などでは毛頭ないのである。メディアはＮＨＫを先頭にやれ生産者が報われる社会だ何だと連日御託を並べているが、冗談じゃない！安倍らが目指しているのは数字がモノを言う社会、金で全てを解決する社会ではないか！
民主から共産迄の自称〔野党〕たちなど、世界を股に懸けて５０ヶ国を歴訪して金だ金だと行く先々で中身の無い美辞麗句を注ぎ捲ったアホの安倍ポンの大応援団に過ぎないように私には見える。民主が増えた、共産が躍進したと一部のおバカさんたちははしゃいでいたが、民主党など３００あった議席をドブに捨ててまだ〔政権奪還〕などとホザイテいるし、共産党だって〔火炎瓶闘争〕の前までは衆議院で３０議席以上あったのである。
ちなみに、先の総選挙は、私は選挙当日まで棄権する予定だったが、知り合いから〔最高裁〕も棄権か？と問われ、あっそうか、〔Ｘ〕を付けに行かなくちゃなと投票所に行き、ついでにセンキョもしてしまった♪あっちゃ。私の清き一票は比例区も小選挙区も両方共〔死に票〕に終わったのだから罪は軽い？が、結果は報道が意識して連日言いふらしていた〔与党の圧勝〕などという嘘八百ではなく、あのセンキョでの勝者は最大多数を占めた〔第一党〕即ち〔棄権者の群れ〕だったのである。自公は即ち棄権者たちに見放された自公は正味のところ敗れたというのが正しい認識の筈である。つまり、既成政党は全て〔廃棄処分を待つ不良在庫〕の陳列である。共産は安倍には好都合な存在だ。彼らがいれば〔野党連合〕などどこまで行っても絶対不成立だから、こんなに有難い存在はない。安倍は官庁で毎晩共産党を拝んでいるのではないか。
現在の世界通貨事情は『変動相場制』と呼ばれている。
第二次世界大戦後のＩＭＦ体制（ドル・ポンド体制）から英ポンドが脱落し、米ソの両大国が世界支配を始めたが、ソ連は崩壊し、それに代わったロシアもまたアメリカに水を空けられた。世界の諸通貨は対ドルの関係でその実力・値打ちを評価される。時々刻々変動する〔ドルとの交換比率〕そのものが、そのときどきの各国通貨の値打ち・実力なのである。
人間が万物の尺度である時代は終わった。ヒューマニズム・人間主義などは今やまるで単なるレトリックであるかのようである。その通貨の『価値』もまた時々刻々変化する。￥対＄のレートは日夜激しく変容を遂げる。ついこの間まで７０円から８０円だった１＄が今１１８円である。円高のとき世界中で何でも買い漁っていたリッチな日本人観光客らはこの円安でモノを買い渋るようになった。が、当然この円安は他の機軸通貨を使って生活している国々には好評で、日本製品は買い易くなったし、日本への観光客も昨年は１，２００万人だったか過去最高を記録した。中国の金満家たちは富士山の裾野だろうと北海道の原野だろうと何するものか、文字通り〔金に糸目を付けず〕買い捲っている。彼らは中国本土が沈没すればどこか他の地域に移転するつもりだから、中国の〔公害・光害〕など屁でもない。
政財官それに日銀も加わっての『円安・株高』誘導『インフレ』誘導である。メディアもこれに全面協力している。これは言い換えれば日本と日本製品のダンピング輸出である。安かろうが何だろうが、売れないよりマシだろうというのである！自分の国の価値・国力を貶めて悦に入っている国も珍しいのではないか。日本国民は全員発狂してしまったのか、安倍ポン一味と心中してしまうことを熱望しているのではないかとさえ思えて来ると、これは私の友人が言っていた。
一方国債即ち国の借金が一千兆円を超えたといって一部では『ジャパン・リスク』が叫ばれているが、私見を述べるなら『日本単独での撃沈・没落』などはあり得ない。変動相場は『一人勝ち』も『一人負け』も許さない足の引っ張り合いの制度に他ならない。ユーロ圏１９ヶ国もロシア単独での沈没は望んでいない。彼らは皆、〔ロシアに輸出してナンボ〕の国々だからだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
認知症というのか、いよいよ症状が悪化して、部屋への帰り方も忘れ勝ちになるし、ちょっとどこかに置いた小物はすぐ紛失、自分が今何をしようとしていたかということ迄も忘れる。おまけに足腰は弱くなり歩くのは苦痛だ・・・と、この国は私のようなこういう年寄りばかりの〔老人大国〕になってしまうであろうことは誰もが気づいている筈だが、みんなそんなことなど考えたくもないかのように上目だけは〔平然〕であるかのように日々振舞っている、というわけで、暫くご無沙汰していたが、皆さん異常はありませんか。ｗ
（今の時間は１月３１日の昼過ぎ３時前だが、私はこのネット喫茶に入店してからも、実はこのwebに辿り着く迄１時間以上掛かってしまった！ やんぬるかな、である。）
