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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

8月30日総選挙という「予告解散」だが・・。

2009-07-13 23:41:33 | 社会
衆院選、8月30日に=麻生首相、解散の意向伝える 7月13日12時48分配信 時事通信

 麻生太郎首相は13日午後の政府・与党連絡会議で、衆院を解散する考えを伝えた。衆院選の日程は「8月18日公示-同30日投開票」とする方針だ。
 ただ、12日の東京都議選で自民党が大敗を喫した直後の衆院解散には、自民党内の「反麻生」勢力に加え、首相を支えている派閥領袖らにも反対論が強い。公明党も早期解散に慎重で、与党内が混乱する可能性もある。 

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①私は言われる程民主党が圧勝したとは思っていない。誰かが書いていたが、勝ったのは民主党ではなく「中選挙区制」を思う存分に活用し全員当選を果たした公明党かも知れないのである。主に投票率が10%アップしたことの影響で各党軒並み獲得票数を伸ばしたが、公明だけは票数自体を大幅に減らしたにも関わらず逆に全員当選という離れ業をやってのけた。民主党は20議席増を果たし自民から10、他の野党から10の議席をそれぞれ奪ったが本当に「風が吹いた」と言うのなら、民主党こそ「全員当選」を果たしていても良かった筈である。

 いきなりの大所帯で、しかも前回衆院選の杉村太蔵に勝るとも劣らない新人議員を何人も抱えて、東京の民主党は今後四年間を無難に切り抜けられるかどうか、これはある意味見ものである。

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②自民同様議席を減らした共産党はどうか。ここはいつも自民党批判に終始して、勝ったのか負けたのかわからない意味不明のコメントを出すが、今回は12議席中4議席も減らしたのだから立派な敗北である。負けたのなら負けたとはっきり敗因を分析して公開すべきだろう。党員だけでわかっていればいいということではない筈だ。

 社民党など本来少数政党でも比較的議席を獲得し易い「中選挙区制」で一議席も取れないという惨状では、東京では殆ど見向きもされていないということで、共産党より遥か下の地盤しか持っていないということである。社民も共産も、公明党の爪の垢でも煎じて飲んだらどうか?

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③東京都が抱える問題はざっと数えても、築地移転、救急医療、東京新銀行、オリンピック・・と山積していて、これら全てを「中央政界の前相撲にされてしまった」と言い訳するのは石原知事得意の「問題のすり替え」「責任転嫁」である。
 いずれにせよ石原知事は最後の2年間を少数与党でやりくりして行かなければならない。これは難関である。

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2009年7月13日 22時05分 ( 2009年7月13日 23時27分更新 )
<麻生首相>「逃げずに戦う」…次期衆院選8月30日投開票 毎日jp

 麻生首相は13日、次期衆院選の日程を「今月21~24日衆院解散、8月18日公示、同月30日投開票」としたことについて、「当初予算、補正予算のほか、多くの重要法案を成立させてもらえた。ここで国民に信を問いたい」と語った。そのうえで、「直ちに辞職して投げ出すという無責任な態度は取るべきではない。表紙を替えるとかいろいろな表現が使われているが、逃げずに戦わなければならない」と、自ら選挙戦で陣頭指揮を執る決意を強調した。首相官邸で記者団に語った。

 自民党内でくすぶる「麻生降ろし」を封じるために解散時期を予告したとの見方については「全然違うと思います」と否定した。

 総選挙の争点については「どの党が皆さんの生活を守り、日本を守るか。これが争点だ。民主党は政権交代と言っているが、現実的な政策も財源も示していない」と語った。

 東京都議選で自民党は惨敗し次期衆院選も厳しい戦いになるとの見方が出ていることに対し、首相は「4年前の(郵政)選挙も勝てる状況で突入したわけではない。選挙はやってみないと分からない。(都議選の)どこを反省、猛省、訂正し、立て直すか、真剣に考えねばならん最も大事な点だと謙虚に思っている」と述べた。【影山哲也】

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 今になって「逃げずに戦う」と言われてもねえ・・。w
 麻生首相はカトリック信者で、イタリア(バチカン)へ行ってローマ法王との謁見を果たすことを何よりも望んでいたということである。こういった宗教上の理由と関係するのかどうか、彼は周囲に進言されたりアドバイスを受けたりすると嫌とは言えない「お人好し(?)」の円満な性格だそうで、そんなあーた、それが事実ならそもそも進む道を誤っているんじゃないのか。

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政府提出法案、17本の廃案が確実に 7月13日21時30分配信 読売新聞

 麻生首相が来週中の衆院解散を表明し、民主党など野党側も審議拒否に入ることを受け、政府提出法案17本が廃案となることが確実となった。

 今国会に新たに提出された法案では、14日に衆院を通過する北朝鮮貨物検査特別措置法案を始め、幹部公務員人事を一元管理する国家公務員法改正案など7本が成立困難となった。日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正など、前国会からの10本の継続案件も同様だ。

 ただ、新規の政府提出法案の成立率は89・9%と、昨年の通常国会より23ポイントも上昇した。07年の通常国会の91・8%にほぼ匹敵し、「ねじれ国会」以前の水準に回復した。最終更新:7月13日21時30分 読売新聞

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<東国原知事>衆院選立候補は「非常に厳しい状況」7月14日2時30分配信 毎日新聞

 宮崎県の東国原英夫知事は13日、次期衆院選への立候補について「非常に厳しい状況」と述べ、出馬は困難との認識を示した。知事の出馬騒動が自民党の東京都議選での惨敗につながったとの不満が党内で強まっているほか世論からも国政転身への風当たりが強く、出馬を断念せざるを得ない状況となっている。

 東国原知事は、県庁で記者団から「(出馬は)かなり厳しい」と指摘され「おっしゃる通り」と述べた。これに先立ち、タレント時代の師匠だったビートたけしさんから「宮崎に帰れ」と出馬見送りを助言されたことについても「重く受け止めなければいけない」と語った。14~15日に三重県で開かれる全国知事会議に出席後、宮崎に帰って後援会と調整するという。

 自民党幹部は13日、衆院選の日程が決まったことを受け東国原知事に電話で「明日、明後日までに(態度を)決めてほしい」と早期決断を促した。【石田宗久】

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 この「全国知事会議」で二人の人気者(?)から何か出て来るとこれはまた面白いことになって来るかな・・なんて呑気なことを言ってる場合じゃないってか。
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自民・古賀選対委員長が辞意 都議選惨敗で引責 2009年7月14日 13時24分

 自民党の古賀誠選対委員長は14日午前、国会内で開かれた党総務会で、東京都議選で自民党が敗北したことを受け、「都議選の責任は私にあり、責任を取る」と、選対委員長を辞任する意向を表明した。

 党の選挙対策責任者が衆院解散・総選挙直前に辞意を表明するのは極めて異例。衆院選に向けた態勢づくりにも影響するのは必至で、古賀氏を起用した麻生太郎首相(党総裁)が辞任を最終的に認めるか否かは流動的だ。

 総務会では、細田博之幹事長に対し、都議選敗北の責任を追及する声が相次いだ。

 これに対して、古賀氏は「誰かが責任を取らないといけない。責任は幹事長にはない。(私が)辞めさせていただく」と表明した後、総務会を途中退席した。古賀氏に対しては、宮崎県の東国原英夫知事に衆院選への立候補を要請したことが、都議選敗北の一因になったとの批判も党内から出ていた。(中日新聞・東京新聞)

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 選対委員長のポストはもともと「党三役よりこっちがいい♪」と古賀本人が望んで就いた要職だから、これはもうあなた、泥舟=自民党は「解党的出直し」どころか「解党そのもの」になってしまう可能性が出て来た。

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