
後ろから切りつけた感じ 森氏、小池氏に不快感
2007年8月17日 19時49分
自民党の森喜朗元首相は17日、TBSのテレビ番組収録で、守屋武昌防衛事務次官の人事をめぐる小池百合子防衛相の手法について「辞めなければならないと(守屋氏が)自分で分かっていて、『武士の最後の華だ』と切腹しようとしたら、小池氏が後ろから刀で切りつけた感じだ」と不快感を示した。
その上で「(女性の)小池氏に言っていいのか分からないが、武士(もののふ)のたしなみがない」と批判。守屋氏については「とても立派な人だ。沖縄(の基地)問題に生涯をささげてきた」と評価した。
また、安倍晋三首相に内閣改造で福田康夫元官房長官や谷垣禎一前財務相ら党内実力者への配慮を求めていることには「恐らく私の言うことは成就せず、逆になると思う」と述べた。 (共同)
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沖縄知事が政府の姿勢批判 普天間移設、方法書送付で
2007年8月17日 11時45分
沖縄県の仲井真弘多知事は17日の記者会見で、政府が米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設に向け、県の意向に反して一方的に環境影響評価(アセスメント)の方法書を送付したことについて「やり方がおかしい」と政府の姿勢を批判した。
仲井真知事は「安倍晋三首相や久間章生前防衛相が『地元の意見を聞いていく』と言っておきながら、自らのプロジェクトだけ(に沿った方法書を)出してくるのは、信義違反というよりも、仕事のやり方がおかしい」と語った。
アセス手続き後に焦点となる、移設予定海域(公有水面)の埋め立てについて「先のことは断定的に申し上げられないが、当然(ノーと言うことも)目線の中に入っている」と述べ、政府が強引に移設を進めるならば、知事が持つ公有水面の使用許可権限を行使することも選択肢との認識を示した。 (共同)
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国民投票法理由に戦争展の後援拒否 千葉県野田市
2007年08月17日15時32分『朝日新聞』
千葉県野田市で市民団体が18、19日に開催予定の「平和のための戦争展」をめぐり、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の「公務員による地位利用」にあたりかねないことを理由に、野田市が後援要請を断っていたことが分かった。主催者側は「憲法改正案が発議されてもいないのに、地位利用を理由にするのはおかしい」と納得していない。
戦争展は、野田・九条の会や同市被爆者の会などでつくる実行委員会が主催し、市中央公民館で今年初めて開く。広島・長崎の原爆写真や野田と戦争とのかかわりなどについて展示。野田・九条の会も訴えをアピールするという。
後援申請を受けた野田市は7月、後援しないことを決め、実行委に文書で通知した。理由は(1)9条改正反対を訴える内容が含まれ、政治的傾向が顕著(2)発議可能となる3年後に国会で9条改正が発議されるのは必至で、どのような考えに基づく行事でも後援するのは公務員の地位利用につながる、というものだった。
国民投票法は、憲法改正案が発議されてから投票するまでの間、公務員の地位を利用した運動を禁じている。
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2007/08/18-09:13 人事混乱「大臣よく選ばないと」=自民・舛添氏
『時事.com』
自民党の舛添要一参院政審会長は18日朝のTBS番組で、防衛事務次官人事をめぐる小池百合子防衛相の対応に関し、「(省内の)人間関係をよく知っている人が大臣でなかったからこういうことが起きた。大臣はよく選ばないと駄目だ」と述べ、安倍晋三首相が小池氏を防衛相に起用したことを批判した。
舛添氏は「誰が見てもこの人なら防衛省を管轄できるという人を大臣にしないといけない。(そういう人なら)人脈も全部頭に入っていてもっといい人事が結果的にできた」と指摘した。
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2007年08月17日 『日刊ゲンダイ』掲載
小泉「再登板」構想
終戦記念日に“一番乗り”で靖国参拝を果たした小泉前首相。カメラの放列を前にしてのアピールは反安倍勢力に対する戦線布告の意味が込められていたという。安倍降ろしで改革路線がストップすれば、新党設立の決意もあるらしいが、冗談じゃない。地方や庶民の暮らしをズタズタにした男の再登板なんて、まっぴらゴメンだ。
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2007年8月17日 19時49分
自民党の森喜朗元首相は17日、TBSのテレビ番組収録で、守屋武昌防衛事務次官の人事をめぐる小池百合子防衛相の手法について「辞めなければならないと(守屋氏が)自分で分かっていて、『武士の最後の華だ』と切腹しようとしたら、小池氏が後ろから刀で切りつけた感じだ」と不快感を示した。
その上で「(女性の)小池氏に言っていいのか分からないが、武士(もののふ)のたしなみがない」と批判。守屋氏については「とても立派な人だ。沖縄(の基地)問題に生涯をささげてきた」と評価した。
また、安倍晋三首相に内閣改造で福田康夫元官房長官や谷垣禎一前財務相ら党内実力者への配慮を求めていることには「恐らく私の言うことは成就せず、逆になると思う」と述べた。 (共同)
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沖縄知事が政府の姿勢批判 普天間移設、方法書送付で
2007年8月17日 11時45分
沖縄県の仲井真弘多知事は17日の記者会見で、政府が米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設に向け、県の意向に反して一方的に環境影響評価(アセスメント)の方法書を送付したことについて「やり方がおかしい」と政府の姿勢を批判した。
仲井真知事は「安倍晋三首相や久間章生前防衛相が『地元の意見を聞いていく』と言っておきながら、自らのプロジェクトだけ(に沿った方法書を)出してくるのは、信義違反というよりも、仕事のやり方がおかしい」と語った。
アセス手続き後に焦点となる、移設予定海域(公有水面)の埋め立てについて「先のことは断定的に申し上げられないが、当然(ノーと言うことも)目線の中に入っている」と述べ、政府が強引に移設を進めるならば、知事が持つ公有水面の使用許可権限を行使することも選択肢との認識を示した。 (共同)
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国民投票法理由に戦争展の後援拒否 千葉県野田市
2007年08月17日15時32分『朝日新聞』
千葉県野田市で市民団体が18、19日に開催予定の「平和のための戦争展」をめぐり、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の「公務員による地位利用」にあたりかねないことを理由に、野田市が後援要請を断っていたことが分かった。主催者側は「憲法改正案が発議されてもいないのに、地位利用を理由にするのはおかしい」と納得していない。
戦争展は、野田・九条の会や同市被爆者の会などでつくる実行委員会が主催し、市中央公民館で今年初めて開く。広島・長崎の原爆写真や野田と戦争とのかかわりなどについて展示。野田・九条の会も訴えをアピールするという。
後援申請を受けた野田市は7月、後援しないことを決め、実行委に文書で通知した。理由は(1)9条改正反対を訴える内容が含まれ、政治的傾向が顕著(2)発議可能となる3年後に国会で9条改正が発議されるのは必至で、どのような考えに基づく行事でも後援するのは公務員の地位利用につながる、というものだった。
国民投票法は、憲法改正案が発議されてから投票するまでの間、公務員の地位を利用した運動を禁じている。
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2007/08/18-09:13 人事混乱「大臣よく選ばないと」=自民・舛添氏
『時事.com』
自民党の舛添要一参院政審会長は18日朝のTBS番組で、防衛事務次官人事をめぐる小池百合子防衛相の対応に関し、「(省内の)人間関係をよく知っている人が大臣でなかったからこういうことが起きた。大臣はよく選ばないと駄目だ」と述べ、安倍晋三首相が小池氏を防衛相に起用したことを批判した。
舛添氏は「誰が見てもこの人なら防衛省を管轄できるという人を大臣にしないといけない。(そういう人なら)人脈も全部頭に入っていてもっといい人事が結果的にできた」と指摘した。
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2007年08月17日 『日刊ゲンダイ』掲載
小泉「再登板」構想
終戦記念日に“一番乗り”で靖国参拝を果たした小泉前首相。カメラの放列を前にしてのアピールは反安倍勢力に対する戦線布告の意味が込められていたという。安倍降ろしで改革路線がストップすれば、新党設立の決意もあるらしいが、冗談じゃない。地方や庶民の暮らしをズタズタにした男の再登板なんて、まっぴらゴメンだ。
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